赤外線サーモグラフィカメラの特長
石炭火力炉や石油精製炉の内部を火炎越しで鮮明に撮影
燃焼炉内の壁面・パイプなどの劣化状況やバーナーの動作状況、クリンカ(炉壁などに付着する灰やかす)などの付着状況を火炎越しでも鮮明に撮影することが可能です。
▼炉内バーナー可視画像:炎でバーナーが見えません
▼炉内バーナー熱画像:炎越しでもバーナーの温度分布の確認ができます
非冷却型センサでメンテナンスフリーを実現!
- 国産非冷却型センサの優れた感度特性と炎越しフィルタを組合せることにより、火炎の影響が除去される3.8µm付近の短波長帯のみを検出します。
- 従来の冷却型センサを搭載した炎越しモデルと比較して、大幅な低価格化とメンテナンスフリーを実現。センサ冷却機の交換が不要なため、寿命を気にせず使用でき、保守費用も掛かりません。
▼一般的なサーモグラフィ:一般的な非冷却型センサの測定波長8~14µmでは火炎の影響あり
▼R300BP-TF:国産非冷却型センサの感度を短波長帯まで伸ばし、3.8µm炎越しフィルタで火炎を除去
優れた操作性と機動性で、厳しい測定環境下でも素早く測定
測定作業者の高温環境下での負担を減らします
- バッテリ駆動で、わずか1.5kgの小型・軽量ボディ(バッテリ含む、防護シールド含まず)。
- カメラだけで温度データ付き熱画像の動画をSDカードに最速10Hzで記録します。これにより、現場でPCを使わずに、短時間で必要なデータを収録可能です。また、動画データは、専用ソフトウェアによる温度解析が可能です。
- 様々なアングルでの撮影を可能とする回転式LCDモニタを搭載。
- ボタンひとつで、温度スケールとフォーカスを同時にアジャストする「フルオート機能」を搭載。高速モーター搭載によるレスポンスの早いオートフォーカスで、瞬時に熱画像を調整します。
防護シールドで測定者を輻射熱から保護
燃焼炉からの膨大な輻射熱から測定作業者を護る防護シールドで、安全を確保しながら撮影が可能です。
挿入型リレーレンズで炉内を広角測定
燃焼炉点検口などからリレーレンズを差し込んで、約100°の広角で炉内の状況を撮影することが可能です。炉内挿入型リレーレンズは特注にて承ります。
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赤外線サーモグラフィカメラの動画
炎越し計測用サーモグラフィ R300BP-TFの概要を説明します。
赤外線サーモグラフィカメラに関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- 日本アビオニクス株式会社 センシングソリューション事業部
- 企業PR
- 赤外線サーモグラフィの設計開発からシステム構築まで一貫して手がける国内メーカーです。長年培った赤外線に関する経験と独自技術で様々なカスタマイズ要望にも対応いたします。 熱の研究・設計、品質管理、保守保全など多様なニーズにお応えします。
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