ものづくり豆知識/印刷物の画質評価(ISO13660など)

2023年06月22日更新

ものづくり豆知識

印刷物の画質評価 

 

 
 
画質の良い印刷物が欲しい!
 
みなさんは、そういう時、どういう点をチェックすれば良いかご存知でしょうか?
コントラスト? 解像度?
 
印刷物に関係するコピー機、プリンター、インク、用紙などの業界では、
例えば白黒の印刷物の場合、規格は国際基準 ISO13660 により規定されています。
 
ここではそれらの評価手法を通して印刷物の画質評価についてご紹介します。
 

◆ 代表的な印刷物の画質評価規格 

ISO13660『2色刷りのテキストと画像イメージ』

 
● テキスト・ライン属性(Character and Line)8項目
 
 1. ぼやけ度( Blurriness )
 2. がたつき度(Raggedness)
 3. 線幅(Line width)
 4. 文字の濃さ(Darkness, character)
 5. コントラスト(Contrast)
 6. 充満度(Fill)
 7. 文字領域・サテライト(Extraneous marks,character field)
 8. 文字領域・バックグラウンドかぶり(Background haze,character field)
 
例:文字の画質(サンプルAと、サンプルBの数値比較)
 
 
● エリアの属性(Large Area) 6項目
 
 1. 面画像の濃さ(Darkness, large area)
 2. バックグラウンドかぶり(Background Haze)
 3. 粒状度(Graininess)
 4. モトル(まだら)(Mottle)
 5. サテライト(Extraneous marks,background)
 6. 空孔/白点(Voids)
 
例:粒状度とまだら(モトル)(サンプルAと、サンプルBの数値比較)
 
 
◆◆◆ ISO13660 以外の画質評価手法 ◆◆◆
 
● ドット評価(サンプルAと、サンプルBの数値比較)
 
 
 
 
◆◆◆ Web展からの関連商品のご紹介 ◆◆◆
 
QEA社の画質評価システムは、いずれも
国際的な画質評価規格 ISO-13660等に基づいており、測定値はすべて校正されています。
 

● QEA社 ハンディ型画質解析装置 ( PIAS-II )

ハンディタイプのスキャナーで、印刷物をいつでも、どこでも、簡単に撮影し、ソフトウェアで高度な画質評価ができます!

PIAS II ご紹介資料

 

● QEA社 自動画質評価システム ( IAS-2000DP )

印刷物全体を一気にスキャンし、ソフトウェア上で評価エリアを指定し、様々な手法で評価することができます!

IAS-2000DPご紹介資料


● 画像評価概要説明 

画像評価概要説明

 

QEA社の製品全般に関するお問い合わせは、

いずれかのQEA社製品のお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください

facebookでシェアする
自動計測システムの定番 日本ナショナルインスツルメンツ(日本電計)の製品ラインナップ
開催中の展示会 電子計測機器展 試験機器展 自動車テクノロジー展 科学・分析機器展 二次電池テクノロジー展 EMC・ノイズ対策技術展 画像・センシング展 ソフトウェア展 太陽電池テクノロジー展 ディスプレイテクノロジー展 省エネ計測展

バックアップがない、仕事が進まずに大変困っているそんな時は私たちデータ復旧の専門家がサポートいたします。

FTAでこんなに簡単なツールがあった!

SNS公式アカウント

YouTubeチャンネルqr 公式facebookページqr 公式Xqr

注目の動画

動画でわかる! お悩み「ズバッ」と解決シリーズ(テクシオ・テクノロジー編)

動画でわかる! お悩み「ズバッ」と解決シリーズ(テクシオ・テクノロジー編)
計測業界の皆様必見!身近な悩みを解決できる動画を多数ご用意いたしました。問題解決のご参考にぜひご活用ください。

トピックス

トピックス一覧を見る  RSS
計測展用語集はこちら
メルマガ購読設定

業界ニュースや登録メーカー各社の最新の情報をお届けいたします。

購読
出展をご希望のメーカー様へ