プログラマブル交流電源(多機能型)の特長
製品特徴
- 単相/三相切換式(61507~)
- 電圧/周波数スルーレート設定が可能
- OCP/OPP値設定が可能
- 定格出力電流の4倍~6倍ピーク電流に対応
- 電圧出力ON/OFF位相角設定が可能
- 電圧変化による同期TTL信号
- 電源ライン異常シミュレーション用にLIST、PULSE、STEPの3モード搭載
- 電圧ディップ、瞬断/瞬停など多彩な電圧シミュレーション機能
- 高調波および次数間高調波機能
- 電圧/電流/周波数などの測定機能
- アナログ制御用入力インターフェースを準備
- リモートインターフェース:GPIB、RS-232、USB、Ethernet
- マスタースレーブ運転による最大90kVA出力
- 出力インピーダンス設定機能
製品ラインナップ
モデルNo, | モデルNo, | ||
61501 | 0~300V,15~1kHz, 1φ, 500VA | 61507 | 0 ~350V,15~2kHz*, 1φ/3φ, 3kVA |
61502 | 0~300V,15~1kHz, 1φ, 1kVA | 61508 | 0~350V,15~2kHz*, 1φ/3φ, 4.5kVA |
61503 | 0~300V,15~1kHz, 1φ, 1.5kVA | 61509 | 0~350V,15~2kHz*,1φ/3φ, 6kVA |
61504 | 0~300V,15~1kHz, 1φ, 2kVA | 61511 | 0~300V,15~1.5kHz,1φ/3φ, 12kVA |
61505 | 0~300V,15~1kHz, 1φ, 4kVA | 61512 |
0~300V,15~1.5kHz,1φ/3φ, 18kVA |
*5kHzはオプションになります(要問合せ)。
オプション
モデルNo, | モデル名 |
A615001 | 61501~61505用リモートインターフェース(外部電圧入力、RS-232、GPIB) |
A615002 | 61500/61600/61700用リモートインターフェースボード(LAN、USB) |
A615003 | 61500/61600用交流電圧トランスフォームユニット |
A615007 | 61500/61600用ソフトパネル |
A615008 | 61500/61600用直流ノイズフィルタ(最大16A) |
A615103 | 61511/61512/61611/61612用18kVAスレーブユニット、1φ or 3φ |
A615104 | 61511/61512/61611/61612/A615103用並列出力入出力端子ユニット(2台用) |
A615105 | 61511/61512/61611/61612/A615103用並列出力入出力端子ユニット(3台用) |
A615106 | 61511/61512/61611/61612用逆潮流保護装置 |
B615000 |
61507/61508/61509用5kHz周波数出力オプション(用問合せ) |
ソフトパネル
クロマのソフトパネルは、PCを介したグラフィカルインターフェースで本シリーズを制御するのに非常に便利なソフトウェアです。プログラマブル交流電源の多くの機能をソフトパネル上で編集することが出来ます。波形の編集やデータの記録だけでなく測定データを表示することも可能であり、必ずしも本シリーズ本体の近くに居なくても自由にコントロールすることができます。またIEC 61000-4-11、IEC 61000-4-13、IEC 61000-4-14、IEC 61000-4-28、IEC 61000-4-29などIEC規格に準拠した試験を数クリックで簡単に実行できる便利な機能も搭載しています。
単相出力、三相出力
61507/61508/61509、61511/61512はアプリケーションに応じて単相出力または三相出力に変更することが可能です。出力モードはフロントパネルで簡単に選択できます。単相出力構成でもディレーティングなしに最大電流の出力が可能です。
61501/61502/61503/61504/61505は、三相出力アプリケーション用に3台を接続することによって三相モードで運転することができます。
並列運転機能
61501/61502/61503/61504/61505を除く61500シリーズ(マスター/スレーブ)は並列機能を使用することでより多くの電力容量を出力することができます。61507/61508/61509は61507/61508/61509/61607/61608/61609を最大2台で運転することができます。例えば61509 6kVA2台を接続して12kVAの出力を、61509と61607に接続して、9kVAの出力を得ることができます。
さらに高い電力を必要とする場合は61511/61512を61511/61512/61611/61612/A615103(スレーブ専用ユニット)と最大5台並列接続することができます。例えば61511 12kVA2台を接続して24kVAの出力を、61512 18kVAとA615103 18kVA2台を接続して54kVAの出力を得ることができます。
優れた測定技術と見やすいディスプレイ
61500シリーズは、RMS電圧、RMS電流、有効電力、皮相電力、無効電力、力率、クレストファクタ、ピーク電流、突入電流など、電気的特性の評価に必要な数値を測定するために16ビット測定回路と内部ファームウェアを搭載しています。DSP技術によりは総高調波歪みや次数間高調波を測定することができます。LCDディスプレイにWaveform Viewer機能を使用して電圧と電流の測定波形を表示することもできます。
電源ライン異常(PLD)シミュレーション
61500シリーズは安定化電源として優れた能力を持っているだけではなく、あらゆる種類の電源ラインの異常をシミュレートする機能を持っています。 STEPモードとPULSEモードでは、1ステップまたは連続ステップでの出力電圧及び周波数の変更を簡単に実行できます。出力の変更はプログラムか外部信号をトリガーにして行います。これにより、サイクルドロップアウト、過渡電圧スパイク、ブラウンアウトなどの電源ライン異常を簡単にシミュレートすることができます。LISTモードは機能を最大限に活用し、異なった試験開始/終了条件、出力条件を100シーケンスまで登録でき、さらにIEC 61000-4-11、IEC 61000-4-14、IEC 61000-4-28、IEC 61000-4-29規格の事前試験を行うことも可能で、あらゆる種類の電圧ディップ、瞬断/瞬停、および変動波形をシミュレートできます。
電圧、周波数スルーレート設定
クロマの交流電源では電圧と周波数のスルーレートが設定できます。この機能はUUTの入力電力の動作範囲を確認するのに役立ちます。例えば90V、115V、230V、264Vのようにいくつかの点の動作を確認するのではなく、90Vから264Vまで徐々に電圧を上昇させるように設定することで連続的に動作を確認することができます。 さらに、モータ始動またはUUTの電力上昇中の突入電流を低減するために、スルーレート設定を低く設定することができます。
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出展企業情報
- 企業名
- クロマジャパン株式会社
- 企業PR
- AC電源やDC負荷でグローバルに活躍する総合計測器メーカーChroma ATE(クロマ)は台湾のハイテク産業の発展とともに世界中でパワーエレクトロニクス、受動素子、電気安全性、ビデオ&カラー液晶(LCM)、カーエレクトロニクスなどの半導体産業に対する試験・測定システムの提供しています。さらに、太陽光発電、LED、リチウムバッテリ、電源、バッテリーパック、電気自動車などの新しいエコロジー産業のクリーンテクノロジーに向けてのテストソリューションの開発に力を注いでいます。
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