EMPIRE XPUはドイツIMST GmbH社で開発されたFDTD法の電磁界シミュレーションソフトウェアです。
低周波から高周波までの幅広い帯域に対応し、アンテナ開発は勿論、電磁界と材料の相互作用解析やSAR計算など幅広い分野で使用されています。様々な3D CADフォーマットのインポートにも対応し、お客様の解析ニーズにスピーディにお応えします。

一般的なGPUではRAMの制限を受ける事や速度に上限があるため、大規模なモデルの解析ができない場合があります。EMPIRE XPUはPCのCPUとL2キャッシュを効率的に用い、GPUよりはるかに高速な演算を実現する世界でも唯一のソフトウェアです。

下グラフの様に、24GBのGPUでは平均的に2500 Mセル/秒の解析速度ですが、EMPIRE XPUはCPUの性能（PCを買い替えるだけで）だけでその約10倍の速度を出す事ができます。

またEMPIRE XPUは市販のPCをGiga Bitのネットワークで結ぶ事で、演算のマルチタスク分散処理やマルチクラスタ演算が可能となり、さらに大規模で高速な演算が可能となります。

●マルチタスク分散

●マルチクラスタ処理