感雨計の特長
HD2013.3は静電容量原理に基づく感雨計です。雨滴によって湿った受感表面に応じて、受感素子の静電容量値が変化します。内蔵のヒータが感雨センサの水分を蒸発させて乾燥を保ち、霧や露による誤信号(誤動作)を防ぎます。低温においては、このヒータは雪を溶かし、雰囲気温度センサを使用して降雪量の検知を可能にする働きも兼ねています。
感雨計外側の円形ドームはセンサの誤動作を防ぐ風よけの働きをします。また、自動校正アルゴリズムは、センサの受感面に蓄積する汚れによって生じる応答の変動(ドリフト)を補正します。
HD2013.3はModbus-RTUまたはプロプリエタリプロトコルで使用できるRS485デジタル出力、0/4~20mAアナログ出力(ご注文時指定により0~10V出力も可能)、無電圧a接点出力を備えています。接点出力は降水が継続しているときに動作します。
感雨計HD2013.3の保護等級はIP68、壁面またはφ30~50㎜ポールへの取付けが可能なブラケットが標準付属しており、オプションで鳥よけスパイクの装着も可能です。接続ケーブル(オプション)の標準長さは5mまたは10mです。
■主な特長
- 雨、雪、ひょう・あられの降水を精度よく検出できます。
- 新”細雪”検出アルゴリズムにより軽微な降水も検出できます。
- 拡張された動作温度により-40℃までの使用が可能です。内蔵のヒータと温度センサが雪を溶かし降雪も検知します。
- ユニークな自己校正アルゴリズムによりセンサ受感表面の汚れの影響を受けません。
- 3種類の出力、壁面/ポート取付けブラケットにより、感雨計の単体使用のみならず、気象システムへの組入れも可能です。
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感雨計に関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- 株式会社サカキコーポレーション
- 企業PR
- 弊社は産業用計測器・制御機器の輸出を主な業務として1985年に創業しました。創業当時は主に欧州市場向けに、工業用温度計、湿度計、放射温度計、気圧計、工業用・気象用記録計等の日本製品の輸出を行っていました。1995年より、"環境測定"、"省エネルギー"などの市場要求に応えるべく、欧州の優れたメーカーから信頼性の高い測定機器、センサの輸入を手掛け、現在は再生可能エネルギー、省エネルギー、環境衛生・安全、地球温暖化防止など、時代の課題に直接・間接に貢献する、"測定"と"検知"の多様な製品を提供しています。 2001年1月には事業基盤を強化すべく法人化し、商号をサカキアンドカンパニーから株式会社サカキコーポレーションに変更しました。法人化の2001年度以降は15期連続して黒字決算を継続しています。尚、代表取締役坂木英一は、1988年から2003年まで、シュナイダーエレクトリック社(本社フランス)との、FAセンサの開発・生産を目的とするジョイントベンチャーの取締役・代表取締役を兼務しました。現在もこの関連の光学・電子部品をシュナイダーエレクトリック社(フランス、インドネシア)向けに輸出しています。 これら長年、また多岐にわたる業務経験と取扱い各メーカーの開発力により、弊社では完成製品の輸入販売のみならず、輸出業務、カスタム仕様品の開発・生産まで、幅広いサービスが提供できます。
NI(ナショナル・インスツルメンツ)の製品・ソリューションを特集しています。
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