ミリ波プロトタイピングソリューション (USRP、TMYTEK 社製BBox、UDBox)

日本ナショナルインスツルメンツ（日本電計）｜最終更新日：2024/11/14

基本情報

SDR ミリ波機能を解き放つ

TMYTEKのラピッドミリ波プロトタイピングソリューションは、NI USRP ソフトウエア無線（SDR）プラットフォームを使用し、システム開発者がミリ波のフル機能で、プロトコルやアルゴリズムのイノベーションを実現・実験することを可能にするソリューションです。

型番: USRP、TMYTEK 社製BBox、UDBox

価格: お問合せ下さい

発売日: 発売中

ミリ波プロトタイピングソリューションの特長

優れたEVM性能を持つ、TMYTEKのミリ波拡張プラットフォーム

このソリューションには、EVM 品質を犠牲にすることなくSub6 GHz と5G ミリ波帯の間をアップ／ダウンするコンバータUD Box 5G と、PA、LNA、Tx/Rx スイッチ、フェーズシフトをひとつのボックスに統合したBBox 5G シリーズmmWave ビームフォーマーがあり、4×4 または1×4 アレイアンテナキットから選択することができます。また、このソリューションには、ビームフォーミング実験用の直感的なGUI が付属しています。

NI USRPソフトウエア無線（SDR）のミリ波機能は、TMYTEKのソリューションによって完全に解き放たれます。システムの互換性とパフォーマンスについて、徹底的にテストされています。エンジニアはビームフォーマーを使って複数のRFチャネルのゲインと位相を微調整し、UD Box 5Gを使って優れたEVM性能を維持しながらSDRスペクトルをミリ波5G FR2周波数帯に拡張することが可能です。

• すぐに使えるミリ波マルチチャンネルフロントエンド

• 優れたEVM RF性能

• ベースバンド測定器との統合と検証

• 140nsのビーム切り替え @100MHz SPI

• 直感的なGUIとオープンAPI


UD Box 5G - Single & Dual Channel RF: 24 - 44 GHz IF: 0.01 - 14 GHz Tunable LO: 24 - 44 GHz Conversion Loss: 13 dB (typ.) 10 MHz output and 100 MHz input/output Synchronization	BBox One 5G RF: 24.25 - 27.5 GHz; 26.5 - 29.5GHz; 37-40 GHz Band: n258, n257, n260 RF Channels: 16 Tx/Rx Half Duplex Individual Gain and Phase Control Beam control interface: SPI API: LabVIEW, MATLAB, Python, C#, C++	BBox Lite 5G RF: 26.5 - 29.5 GHz; 37 - 40 GHz Band: n257, n260 RF Channels: 4 Tx/Rx Half Duplex Individual Gain and Phase Control

完全に統合された5G FR2波形とビーム管理

■ 5G NRミリ波の伝送と解析
NI X410のSub-6GHz信号は、TMYTEKのUD BoxおよびBBoxにより28GHzに変換することができ、真のミリ波帯で5G NR FR2波形の伝送と解析が可能です。400MHz帯域/256QAMでのEVM品質は際立っていて、3GPP仕様の3.5 %（-40dB）@256QAMを大幅に上回っています。

• 5G FR2 標準波形をサポート

• リアルタイム解析、迅速なプロトタイピング

■ ビームステアリング
ビームフォーミング技術は、ミリ波アプリケーションに不可欠です。ビームフォーミングの挙動を実験するために、TMYTEKはすぐに使えるビームマネジメントプラットフォームを提供します。自社設計のGUI インターフェースであるTMXLAB（TLK）を用いて、信号品質を復元するためにビーム角度を変更することは簡単です。このビームフォーミングテストベッドは、ビームマネジメントアルゴリズムの開発にも最適なプラットフォームでもあります。ビームフォーミングの実験は以下のように観察できます。

• チャンネル、ゲイン、位相の個別制御が可能

• ボアサイト設定

• ビームミスアライメント

• ビームステアリング

直感的な操作が可能なソフトウェア - TMXLAB（TLK）

TMYTEK社内で設計されたGUI、TMXLAB Kit（TLK）をLAN ポート経由でビームフォーマーに接続し、各RFポートの位相と振幅を制御してビームを形成することができます。APIが付属しており、LabVIEW、MATLAB、Python、C#、C++ などのプログラミング言語と互換性があります。

• チャンネル個別制御

• ビームステアリング制御

• アンテナ設定のカスタマイズ

TMXLAB Kit (TLK)

（画像をクリックして拡大できます）

ミリ波プロトタイピングソリューションの資料ダウンロード

ミリ波プロトタイピングソリューション（1.62 MB）

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出展企業情報

企業名: 日本ナショナルインスツルメンツ（日本電計）
企業PR: NIは40年以上にわたり、自動テストと自動計測システムの開発を行い、エンジニアの皆様が持つ困難な課題を解決に導けるよう支援を行ってまいりました。お客様とともに、緊密に連携し、創造的なソリューションを通じて、今日、明日、そしてこれからの継続的な事業の成功をお手伝いします。お客様がより良い事業を創出し、より良い世界の構築に貢献できるよう、NIはイノベーションの限界に挑戦します。ともに次の時代を開きましょう。