回生機能を活用した効率的なDC/DC コンバータのエージング試験

電気自動車をはじめとする様々な輸送手段の電動化が進んでおり、バッテリ、モータ、インバータは重要な役割を担っています。
そのため、電気部品用途を中心に大電力双方向DC/DC コンバータの需要が増加しています。
一般的にDC/DC コンバータの経年劣化試験や特性試験には直流電源や電子負荷装置が使用されますが、双方向DC/DC コンバータの試験を行う場合、入力と出力の切り替え時に配線のつなぎ替えが面倒です。
双方向DC 電源「PXB シリーズ」は、配線をつなぎ替えることなく双方向に電流を流すことができます。
また、PXB シリーズには回生機能があり、エネルギーを効率よく再利用できるため、経年劣化試験にも最適です。

一般的な電子負荷装置は、入力電力を半導体で熱に変換して消費するため、数十kW や数百kW といった大電力が入力されると非常に大きな熱量を持つことになります。しかし、PXB シリーズは入力電力を熱に変換することなく商用電源に戻す回生機能を持ち、回生効率は90％以上と効率的なエージング試験が可能です。

双方向DC/DC コンバータの評価試験には
PXB シリーズがお薦めです！

For the Progressive “X” electric applications
電気・電子化が進む世の中だから、より良い電源試験環境を。
目指したものは、先進技術にまつわる様々なご要求「Ｘ」に柔軟に対応できる双方向電源！

双方向大容量直流電源PXB シリーズは、3U サイズの筐体に20kW の大容量出力を凝縮。1500V の高電圧に対応するだけでなく、力行・回生の双方向に1 台で対応。
ハイパワー化が進む電気・電子機器に、新しい電源試験環境を提供します。加えて、多彩なアナログ・デジタル・通信用のインタフェースを搭載しており、研究、開発、製造など、ステージを選ばず最適な運用が可能！
先進技術の進歩を支える新世代の双方向直流電源です。

• 高電力密度：３U サイズで20kW
• 力行・回生の双方向に一台で対応
• 定格出力電圧：50 Ｖ／ 250V ／ 500 Ｖ／1000 Ｖ／1500 Ｖ
• 入力電圧はAC200V（三相）又は400V（三相）から選択
• 周囲温度50℃で定格電力にて連続運転可能（一部モデルを除く）
• 最大10 台（200kW）まで並列運転可能
• タッチパネルディスプレイ搭載
• LAN、USB、RS232C、外部アナログ制御（絶縁タイプ）標準装備
• 回生機能（構内）
• 外部コントロール入出力はNPN/PNP 両タイプのPLC に標準対応
• 安心の国内製造＆国内サポート

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このページの記載内容は2024年9月現在のものです。