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慣性特性計測サービスのご案内
2017年08月28日

慣性特性計測サービスのご案内
慣性特性計測サービスのご案内

 

測定範囲

計測対象物の形状や重量にあわせてRESONIC-S、RESONIC-F、RFESONIC-Kのシリーズを用いて、最大2800kgまでの計測サービスが可能です。受託計測サービスは、1測定100万~となっております。

■RESONIC-F

計測範囲:20kg~2,000kg  重心位置精度:0.5mm 慣性モーメント精度:1.0%

■RESONIC-S

計測範囲:100kg~2,000kg 重心位置精度:5.0mm 慣性モーメント精度:3.0%

■RESONIC-K

計測範囲:~25kg         重心位置精度:0.5mm 慣性モーメント精度:0.7%

 

 

計測サービスをご活用ください

移動体やその構成ユニットの重心や慣性モーメントを高精度に計測することで、安定走行(飛行)、横転や転覆防止、振動騒音軽減などの効果が得られる分野が適用分野となります。

 

【人工衛星】

無重力の宇宙空間などでは、人工衛星やロケットの姿勢を的確に制御するために、慣性特性(質量特性)を精度よく知る必要があります。


【エンジン】

エンジンなどを車体に取り付ける場合など、重心の位置や慣性モーメントを知ることが出来れば、振動や騒音を低減する設計をすることができます。


【自動車】

自動車やトラックの慣性モーメントを知ることによって高速道路などで多発する横転事故を未然に防ぐことができたり、または自動車のダイナミックな制御を行うことができるようになります。


【家電製品】

洗濯機等の振動が発生する家電製品において、重心の位置や回転のしにくさを正確に知ることにより、さらに振動や騒音を低減した製品が開発できます。


【スポーツ用具】

「重心」の位置や回転のしにくさを精度よく知ることができれば、スポーツ選手の個々の特性に合った競技用自転車、ゴルフクラブ、テニスラケット、野球のバットなどの用具の開発が可能になります。


【船舶】

一般船舶、漁船、トレジャーボートなどの重心や慣性特性(慣動半径)を計測することにより、転覆事故などを防止する設計が可能となります。


【重機械】

エンジンやキャビンの重心や慣性モーメントのCAD設計値と実測値とを比較することにより、振動や騒音の軽減することが可能となります。


【ドローン】

慣性特性の計測により、ドローンの飛行中の効率的制御設計により安定飛行は航続距離の最大化が可能となります。


製品詳細・お見積り・お問い合わせ

下記の製品ページより、製品詳細の確認、製品のお見積り・お問い合わせができます。

是非ご活用ください。

慣性特性(質量特性 / 剛体特性)の計測サービス

RESONIC F

RESONIC S
※RESONIC Sは、装置販売のみ

RESONIC K