EMI近傍界プローブセット (GKT-008)

株式会社テクシオ・テクノロジー（GWInstek）｜最終更新日：2024/11/14

基本情報

EMI近界プローブセットGKT-008は、独自構造の高感度で指向性のない放射ノイズ測定プローブと電圧プローブのセットです。

近界プローブセットGKT-008は、スペクトラムアナライザGSP-9330と組み合わせることで簡易なEMCプリテストが可能です。スペアナのEMCプリテスト設定を選択するだけで放射ノイズや伝導ノイズ測定の設定が規格周波数を選択するだけで測定開始できます。独自構造のプローブにより高感度で指向性がなく容易に放射ノイズ測定が可能です。また、電圧プローブで電源の電圧ノイズを測定することができます。

型番: GKT-008

価格: 240,000円（税抜）

発売日: 発売中

EMI近傍界プローブセットの特長

● デバイスや機器の放射ノイズ	● 部品や基板の放射ノイズ
● ケーブルおよびワイヤの放射ノイズ	● シールド効果の確認
● AC電源の伝導ノイズ	● 感受性テスト

GKT-008の特長

☆ ATA-04/05は、小型で実際の放射源を正確に判断できます。

☆ ATA-04/05は、一般的な電界プローブより感度が良い。

☆ ATA-04/05は、電界/磁界プローブ別々でテストを行う必要ない

☆ ATA-04/05は、H-プローブのような測定角度の問題がない。

☆ PR-01は、電源回路の端子電圧ノイズの測定が可能

☆ PR-02は、直接コンタクト型で基板パターン、グランドプレーン、
　部品の端子やI/O端子などの放射ノイズを測定します。

EMI-M

概要

GKT-008プローブセットは、GWinstek製スペクトラムアナライザGSP-9330とGSP-9300専用です。 GSP-9330/9300の組み込みアプリケーション機能（EMIプリテストとEMSデバッグ）と組み合わせると、プローブはEMI近界ノイズの診断と解析、遠方界を推定するだけでなくトラッキングジェネレータ付きモデルを使用すればEMSの診断および分析が可能です。
スペアナ本体のEMCプリテストボタンを押してEMCモードから5つの一般的なEMC機能から選択することができます。
デバイスやPCBボードの空間ノイズ、PCB、ケーブルおよびワイヤの放射ノイズ、シールド効果の確認、グラウンドと電源ノイズ、PCBの伝導ノイズ、ICピン、I/Oピンの出力ノイズフィルタの有効性確認が容易に可能です。

EMIプローブセット	定格	画像
ANT-04	周波数範囲：30MHz～3GHz 挿入損失S21/周波数応答：10dB/-26.5dB (Avg.) 挿入損失偏差 S21：±4dB コネクタ：50Ω(SMA) 最大入力電力：0.5W
ANT-05	周波数範囲：30MHz～3GHz 挿入損失S21/周波数応答:10dB/-26.5dB(Avg.) 挿入損失偏差 S21：±4dB コネクタ：50Ω(SMA) 最大入力電力：0.5W
PR-02	周波数範囲:30MHz～3GHz 挿入損失S21/周波数応答：10dB/-13.5dB (Avg.) 挿入損失偏差S21：±3dB コネクタ：50Ω(SMA) 入力抵抗：1MΩ
PR-01	周波数範囲：150 kHz ～ 30 MHz 挿入損失S21/周波数応答:5dB/-3.6dB(Avg.) 挿入損失偏差:S21 ± 1 dB コネクタ:50 Ω (SMA) 入力抵抗:10 MΩ
その他	SMA(P/M)ケーブル SMA(P/M)-N(P/M)アダプタ
対象機種	GSP-9330、GSP-9300