耐圧絶縁抵抗器の特長
製品特徴
- 小型・軽量な耐圧試験器/耐圧絶縁抵抗試験器
- AC/DC耐圧、絶縁抵抗試験の3in1の機種(19073)
- オープン/ショート検出機能(OSC)
- 電気フラッシュオーバー検出機能 (Flashover)
- 0.4 ms急速遮断、0.2sec急速放電装備
- 信頼と安定した測定結果
- メモリ機能
- 人体保護機能(GFI)
フラッシュオーバー検出
耐圧試験中に、電圧または電流の高速応答で発生する異常電圧及び電流を、フラッシュオーバーと呼びます。通常は、ACライン周波数(50Hz/60Hzの)やDC耐圧テストでは、漏れ電流は50Hz/60Hzや直流(充電電流は除外)と同様です。図に示すように漏れ電流は滑らかに変化します。
一方、放電は、素材の絶縁不良、電極ギャップや表面隙間によって、高速応答の漏れ電流が生じます。漏れ電流の応答は、図に示す通りです。これは、耐圧不良の現象です。電気安全規則は、耐圧強度試験の必要性を規格化したにも関わらず、一般的な耐圧試験器はフラッシュオーバーを検出する機能はなく、漏れ電流のRMS値のみの検出に留まります。
本製品には必須であるフラッシュオーバー検出機能が備わっています。
開放/短絡チェック (OSC)
開放/短絡チェック機能は、電気安全テスト時、測定器とDUT(試供体)の間の開放又は、短絡をチェックするためにあります。もし測定器とDUT間の接続が、不良の場合であっても、リードやリレー酸化の為に、PASSと誤判断される場合があります。いくつかのケースでは、DUTがテストの前に短絡している場合があります。この場合、連続するテストにより、大きな負荷電流が流れ、機器が損傷することがあります。したがって、テストを効率的に行い、機器を保護するために、開放および短絡に関して回路をチェックする必要があります。
一般的に、DUTは数十から数千pFの容量性負荷(CX)を持っています。もし接続が開放している場合、電気容量が大きくなり、合計としての容量性負荷は、通常の状態に比べて低くなります。DUTが短絡した場合、総容量負荷は通常の状態より高くなります。従って、容量負荷の値を測定することにより、接続をチェック可能です。
製品ラインナップ
モデルNo, | |
19071 | AC耐圧:0.05~5KV |
19073 |
AC耐圧:0.05~5KV DC耐圧:0.05~6KV 絶縁抵抗:0.05~1KV |
オプション
モデルNo, | モデル名 |
A190701 | リモート制御フィクスチャ |
A190702 | 40KV 高圧プローブ |
A190704 | 起動スイッチ |
A190706 | 19インチラックマウントキット |
A190708 | ARC(フラッシュオーバー)フィクスチャ |
A190344 | 高圧プローブ(SP2) |
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耐圧絶縁抵抗器に関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- クロマジャパン株式会社
- 企業PR
- AC電源やDC負荷でグローバルに活躍する総合計測器メーカーChroma ATE(クロマ)は台湾のハイテク産業の発展とともに世界中でパワーエレクトロニクス、受動素子、電気安全性、ビデオ&カラー液晶(LCM)、カーエレクトロニクスなどの半導体産業に対する試験・測定システムの提供しています。さらに、太陽光発電、LED、リチウムバッテリ、電源、バッテリーパック、電気自動車などの新しいエコロジー産業のクリーンテクノロジーに向けてのテストソリューションの開発に力を注いでいます。
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