多機能ミックスドドメインオシロスコープ (MDO-2000Eシリーズ)

株式会社テクシオ・テクノロジー（GWInstek）｜最終更新日：2023/11/15

基本情報

1台のオシロスコープで2つのドメイン観測

MDO-2000Eシリーズは、70MHz/100MHz/200MHzの多機能ミックスドドメインオシロスコープです。強力なプラットフォームによりFFTの煩雑な操作をスペアナ同様にした高速FFTと2CH発振器を搭載したMDO-2000EGシリーズと、さらに3 1/2桁DMMと2出力DC電源を搭載したMDO-2000EXシリーズの12モデルをラインナップ。

型番: MDO-2000Eシリーズ

価格: 210,000円から

発売日: 発売中

多機能ミックスドドメインオシロスコープの特長

MDO-2000Eシリーズは、MDO-2000EGシリーズとMDO-2000EXシリーズの2シリーズ

● MDO-2000EG：スペクトラムアナライザと2チャンネル任意波形ファンクションジェネレータ
● MDO-2000EX：スペクトラムアナライザと2チャンネル任意波形ファンクションジェネレータ、5000カウントDMM、2出力電源

シリーズ/機能	オシロスコープ	スペクトラムアナライザ	25MHz 2CH 任意波形ファンクションジェネレータ	2出力5V/1A 直流電源	5,000カウント DMM
MDO-2000EG	○	○	○
MDO-2000EX	○	○	○	○	○

MDO-2000EGシリーズ

モデル名	周波数	CH数	機能	価格（税抜）
MDO-2102EG	100MHz	2CH	スペクトラムアナライザ 25MHz 2CH AWG	210,000
MDO-2202EG	200MHz	2CH		288,000
MDO-2104EG	100MHz	4CH		296,000
MDO-2204EG	200MHz	4CH		340,000

MDO-2000EXシリーズ

モデル名	周波数	CH数	機能	価格（税抜）
MDO-2104EX	100MHz	4CH	スペクトラムアナライザ 25MHz 2CH AWG 5000カウントDMM 2出力直流電源（5V/1A max）	374,000
MDO-2204EX	200MHz	4CH	スペクトラムアナライザ 25MHz 2CH AWG 5000カウントDMM 2出力直流電源（5V/1A max）	402,000

主な特徴（共通）

高性能プラットフォーム採用しオシロスコープの煩雑なFFT操作をスペクトラムアナライザ操作と同等にしました。

2チャンネル任意波形ファンクションジェネレータ（AWG）を標準搭載。AM/FM変調、任意波形などを出力できます。

シリアルバス　トリガ・デコード機能：I2C/SPI/UART/CAN/LIN シリアルバスのトリガとデコード機能を標準サポート

Go-NoGo判定に便利なマスク機能をサポート

MDO-2000EXシリーズのみ

5000カウント　DMM。入前面パネルに力ターミナルを装備。

2出力　直流電源　5V/1A。背面パネルに出力端子を装備。

オシロスコープの主な特徴

周波数帯域：200/100/70MHz　2CHまたは4CH
最高リアルタイムサンプルレート：2CHモデル1GS/s (全CH)、4CHモデル1GS/s（1、2CH使用時)
10Mポイント/chの波形メモリとVPO波形表示テクノロジーにより最高波形更新レート120,000波形/秒
8インチWVGA TFTカラーディスプレイ
最大1M波形メモリから500KポイントFFT波形の分解能　周波数ドメイン
ハイ/ロー/バンドパスフィルタ機能
29,000 セグメントメモリと波形検索機能
最大1000時間のデータログ機能
ネットワークストレージ機能
インターフェース：USBホスト/デバイスポート、LANポート
Go/NoGo判定出力端子
Kensington Style lock
ソフトウェアとドライバ
PCソフトウェア：波形取り込みソフトウェア「OpenWave」
LabVIEWドライバ
USBドライバ

オーディオ信号、モータ振動のFFT解析からAM/FM変調信号のスペクトラムまで時間ドメインと周波数ドメインを1台で観測

MDO-2000Eシリーズは、70MHz/100MHz/200MHzまでの帯域がありスペクトラムアナライザも基本的にはオシロスコープの帯域に依存します。また、入力もオシロスコープのアナログ入力信号をそのまま演算処理するためDCから300Vrmsまで広範囲の入力が可能です。振幅、サンプリングレートなど自動的に最適な状態に設定するため、ユーザーは、目的の周波数範囲とウィンドウを設定することで観測ができます。