主な特長

• _8 kHz～3 GHz/6 GHzの周波数レンジ
• _最大+34 dBmのきわめて高い出力パワー
• _500 MHzの変調帯域幅と優れた確度
• _主要なすべてのデジタル通信規格向けの信号発生（5G NR、LTE、無線LANなど）
• _GPS、Glonass、Galileo、BeiDou、およびQZSS/SBASを搭載したGNSSシミュレータ

優れた信号品質

_20 MHzのLTE信号に対して0.2 %という優れたEVM性能を高い出力パワーレベルでも発揮

_＜－72 dBという驚くべきACPR値（WCDMAテストモデル1、64 DPCH、実測）

_＜－134 dBcというきわめて小さいSSB位相雑音（1 GHz、20 kHzオフセット、実測）

_テストフィクスチャの影響をリアルタイムで補正

                    実測EVM性能対RMSレベル

広い変調帯域幅と優れた確度

広い変調帯域幅に対するニーズを満たすため、SMBV100Bには、高性能ベースバンドが組み込まれています。インテリジェントな内蔵リアルタイム周波数応答補正により、500 MHzの帯域幅全体で<0.3 dB（実測）というきわめて高い振幅フラットネスが得られます。

異なる搬送波周波数で500 MHzの最大RF変調帯域幅に対して測定された周波数応答

高出力が必要な評価に最適

SMBV100Bは、適切なオプションを装備することで、最大＋34 dBm（1 GHzでの実測値）の出力パワーを発生でき、仕様レベルは周波数レンジのほぼ全域で＋25 dBmまで拡張します。

校正の後は、信号発生器が各テストシーケンスのレベル値を高い再現性と精度で設定できることが重要です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これに関して、SMBV100Bは実測レベル再現性が<0.09 dBというトップレベルの性能を示します。

最大出力パワー（測定値）

青色ライン：ハイパワー・オプション（K31）搭載時

　　　橙色ライン：超ハイパワー・オプション（B32）搭載時　　

GNSSシミュレーションに最適　　　　　　　　

SMBV100Bは、さまざまなGNSSオプションを付加することで、信頼できるフル機能のGNSS信号源として使用できます。高度なシミュレーション機能により、現実的で複雑でありながら再現性のあるGNSSシナリオを構成して、制御された条件下で実行できます。これには、GNSS起動、信号伝搬効果、システムエラーの現実的なモデリングに加えて、ユーザー環境の現実的なモデリングも含まれます。

• 移動中のGNSSユーザーを想定したGPS/GLONASS/BeiDou/Galileo複合コンスタレーションのシミュレーション例