示差熱熱重量同時測定装置(TG-DSC)の特長
1.世界トップレベルのベースライン安定性、再現性
従来好評を得ていたデジタル水平差動方式に加えて、NEXTAでは新しい天秤制御技術を取り入れまし
た。従来は、温度プログラムの履歴や周辺環境要因でのベースラインドリフトが発生していましたが、
新しい天秤制御技術では、温度プログラムに左右されないベースライン安定性を実現します。
2.高い温度制御技術により広がる測定用途
NEXTA STAで搭載している温度制御技術として、従来のアプリケーションである一定速度での昇温
及び昇降温測定、CRTA(速度制御型加熱方式)に加え、新たに交流温度制御測定を搭載しました。
これまで以上にさまざまな用途の測定に対応します。
3.DTAからDSCに進化。DSCが実現する幅広い温度範囲での比熱容量測定
DTAからDSCに進化し、TGとDSCの同時測定を実現しました。
また、温度変調DSC法を利用して、汎用DSCでは測定が出来ない幅広い温度範囲での比熱容量測定を
実現しました。
4.Real View® 試料観察オプション
好評を頂いているReal View*オプションがさらに進化しました。
測定中の試料を観察するだけなく、デジタルズーム、画像解析、測長機能、さらに色彩解析
といった各種の解析機能を搭載し、様々なアプリケーションに対応できるようになりました。
- * ”Real View”は株式会社 日立ハイテクサイエンスの日本及びその他の国における登録商標です。
- ◆仕様
STA200 |
STA200RV | STA300 | |
天秤方式 |
デジタル水平差動型 | ← | ← |
温度範囲 |
室温~1100°C | 室温~1000°C | 室温~1500°C |
TGベースライン1) |
<10 ug | ← | ← |
TGベースライン安定性2) |
<10 ug | ← | ← |
DSC機能 |
標準搭載 | ← | ← |
比熱容量測定 |
可能(オプション) | ← | ← |
温度精度 |
+/-0.07°C | ← | ← |
温度確度 |
+/-0.2°C | ← | ← |
Real Viewオプション |
非対応 | オプション | 非対応 |
ガスコントロール |
MFC標準搭載 | ← | ← |
1) 1000°Cまで20°C/minで昇温時の最大ドリフト量
- 2) 1000°Cで60min保持した際のドリフト量
示差熱熱重量同時測定装置(TG-DSC)に関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- 株式会社 日立ハイテクサイエンス
- 企業PR
- 分析・計測・観察装置の、開発、製造、販売。(2013年1月1日より、エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社から社名変更いたしました)
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