高分解能ICP発光分光分析装置の特長
1.高分解能測定
分光光学素子の精密加工および光学系の最適化、 進化したダイレクトドライブによるスキャニング 技術により、高いスループットを有しながら、 波長分解能(半値幅)を当社従来機の0.0045nm から世界最高水準の0.003nm(スキャン分解能は 0.00065nm)へと向上させました。
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Hg 404nmのスペクトルプロファイル比較 |
2.精度・再現性
試料導入系などの改良により霧化試料の導入 安定性が増し、一時間の長期測定で再現性 CV0.4%以下、測定結果の信頼性を高めまし た。
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3.ハイパーダイレクトドライブ(Hyper Direct Drive )システム
Hyper Direct Driveの搭載により、回折格子の回転スピードを 従来の10倍以上向上しています。全スペクトル領域をわずか 1秒で駆動できます。測定時間の短縮により、サンプルの消費 量が減少できます。また、超高分解能で位置決め精度・停止 安定性の優れたダイレクトドライブモーターを用いることに よって、高精度の測定が可能となります。
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4.操作性・保守性・ランニングコスト
プラズマボックス内のガス配管と フィルターの配置を見直し、操作 性と保守性が向上しました。 またオプションで、Ar(アルゴン) ガス消費を半減するActiveFlowシ ステム、内標準専用分光器の利用 もできます。 |
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5.高速スキャン測定
Hyper Direct Driveは全波長領域をわずか1秒で回折格子を駆動することができます。そのため、定性
分析や定量測定の波長選択を行うための条件決定測定の時間が格段に早くなりました。アルゴリズム
も変更し、従来に比べ1/4の約1分間で全元素の定性分析を行なうことができます。
6.広域波長スキャン
ハイパーダイレクトドライブ機構は最小2pmのステップによる 波長駆動が可能です。それにより任意に設定した広域の精密な 連続スペクトルの取得を行なえるようにしました。この情報 を元に定性判定や定量測定のための波長選択などを行うことが できます。 |
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7.波長範囲の拡大
Hyper Direct Driveの採用により、高分解能な 回折格子(4320本/mm)で460nmまで測定で きるようになりました。4320本/mmの回折格 子は世界最高水準の分解能0.0030nmを実現し ており、高分解能を要求されるレアアースの 測定などに有効です。
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420~460nm範囲の主なレアメタル・ レアアースの分析線 |
8.広範囲波長に対応
130nmから850nmまでの広範囲波 長に存在する元素の一斉分析が可能 で、塩素、臭素などのハロゲン元素 の測定もできます。 (PS3520UVDDⅡ)
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PS3500DDⅡシリーズ 仕様
型式名 | PS3510DDⅡ | PS3520DDⅡ | PS3520VDDⅡ | PS3520UVDDⅡ |
分光器数 | 1ch | 2ch | 2ch | 2ch |
分光器内雰囲気 | パージ | パージ | 真空 | 真空 |
マウント方式 | ツェルニターナ | |||
波長範囲 | 160~850nm | 130~850nm |
高周波プラズマ発生部
周波数 27.17MHz
最大出力 1.6kW
お見積り・ご質問等、お気軽にお問合せ下さい。 |
高分解能ICP発光分光分析装置に関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- 株式会社 日立ハイテクサイエンス
- 企業PR
- 分析・計測・観察装置の、開発、製造、販売。(2013年1月1日より、エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社から社名変更いたしました)
【菊水電子工業】新製品:双方向大容量直流電源 PXBシリーズが2023年4月7日より販売開始されました!
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