トナー帯電量・質量比 q/mメーター (q/m-meter)

EPPING-PES Laboratorium|最終更新日:2023/07/12

基本情報

トナー帯電量・質量比 q/mメーター
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トナーの評価に必要な、試料の 帯電量・質量比 q/m 測定装置。現在も製造・販売しております。

複写機やレーザープリンターなどの電子写真装置で使用する現像剤について q/mメーターは、トナー試料の帯電量・質量比 q/m [µC/g] を測定することができます。二成分系現像剤(キャリア+トナー)のみならず、オプションで一成分系現像剤(トナー)も測定可能です。 q/m値 はトナーの性能を評価する重要な物性値で、電子写真装置の設計開発、生産過程で必要となります。

型番
q/m-meter
価格
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発売日
発売中
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トナー帯電量・質量比 q/mメーターの特長

サンプルケージ(ファラデーケージ)の構造と、制御された気流によりトナーをキャリア表面から丁寧に分離します。これによりQC(品質管理)やR&D(研究開発) に不可欠な再現性の高い高感度な結果が得られます。
分離には交換可能なスクリーンを使用しており、最大200回の測定が可能です。ケージ内の気流は制御されており、気流発生プロセス中に変化させることができるため、マイクロキャリアシステムの測定が可能で、メッシュの目詰まりを防ぐことができます。
グラフ:例は日本画像学会 (ISJ) の標準的な現像剤です(クリックで拡大表示します)
CCAやSiOなどの外部添加物のように、より高い電荷を帯びた粒子には、ハード・ブローオフ・セルが用意されています。ハード・ブローオフ・セルは、キャリア表面の高帯電性粒子を吹き飛ばす際に、より高い効率を実現するために、パルス状のエアジェットを追加装備しています。
一成分トナーの場合は、現像ドラム、OPC、紙面などの表面から帯電粒子を直接採取するため、オプションの可動式ケージを使用します。可動式ケージは本機のバックパネルに接続されています。
本機はUSB通信によりソフトウェアで制御するためセットアップや操作は簡単です。
測定データはASCII形式でエクスポートする事ができ、他のソフトウェアでも利用可能です。
写真:単一成分のトナーを測定する可動式ケージ
商品概要
  • トナー、キャリアの帯電量・質量比 q/m [μC/g] を測定するための 噴出/吸引式トリボチャージ(摩擦帯電)測定装置
システムハードウェア
  • USB経由でデジタルおよびアナログの読み出しが可能なベンチトップ型測定器
  • 測定セル
   ・現像剤用ソフトブローオフ
   ・キャリア上の顔料、樹脂、添加剤のハードブローオフ
   ・OPCや現像スリーブなどの表面から吸引するための可動式ケージ
  • 測定セルに合わせて設計された5本のワイヤーメッシュ - 再利用可能なメッシュで最大200回の測定が可能
  • 再現性の高い測定条件を実現するため、エアフローの制御と真空の監視を実施
  • 断熱性の高いセル
ソフトウェア
  • q/m メーター専用に設計されており、Windows 10 以降に対応しています。
  • ソフトウェアのダイアログで簡単に操作でき、測定ミスを防ぐことができます。
  • 1つのグラフに最大20個の測定値を表示できるグラフ機能
電気的要件
  • AC110V~230V ± 10% @ 50/60Hz
  • 0.2 kW 消費電力(クリーナー除く)
寸法
  • 本体サイズ :W 550 x H 330 x D 400 mm
  • 重量:約25 kg

<粒子ごとの帯電量・直径比 やqd 分布を知りたい場合は 『q/dメーター』もあわせて御覧ください>

 

q/m メーター関連資料

 EPPING社 q/dメーター のご紹介

 ( ※ こちらは q/mメーターの資料ではなく、q/dメーターの参考資料です。)

 EPPING社の概要と、q/dメーターとq/mメーターのご紹介

 

トナー帯電量・質量比 q/mメーターの資料ダウンロード

トナー帯電量・質量比 q/mメーターの動画

測定手順の説明です。

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出展企業情報

企業名
EPPING-PES Laboratorium
企業PR
PES-Laboratoriumはドイツミュンヘンに1970年、静電気の分野に取り組むために設立されました。今日、本測定装置は世界中で評価され、トナー業界だけでなく、研究開発部門や品質および生産管理においても標準的なツールになっております。販売・サポートは日本電計にて行っております。
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