振動分析計の特長
振動計と分析器が1つになった、小型・計量タイプ
振動計モードでは、加速度・速度・変位および波高率の同時測定ができます。
FFTモードでは、リアルタイム分析周波数20 kHz、時間波形表示やスペクトル表示ができ、最大3 200ラインの周波数分析が可能です。また包絡線(エンベロープ)処理も可能です。振動波形の記録もでき(分析周波数20 kHz時、10秒)、記録波形はWAVEファイルで、メモリカード(SDカード)に保存できます。タイマによる自動測定にも対応します。
測定現場の例
表示画面例
振動モード 日本語メニュー |
システム図
FFTモードの応用例
仕様
適合規格 |
CEマーキング(EMC指令 2004/108/EC) 中国版RoHS(中国輸出向け) WEEE指令 |
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入力 | |||||
測定チャンネル数 | 1チャンネル | ||||
コネクタおよび種類など | BNC、CCLD 18 V 2 mA(CCLD 24V 4 mAはファクトリオプション) | ||||
センサ | 圧電式加速度ピックアップPV-57エ(付属) | ||||
入力レンジ | |||||
感度が0.100~0.999 mV/(m/s2)の場合 | |||||
A C C (加速度) | 10、31.6、100、316、1 000、3 160、10 000 m/s2(rms) | ||||
V E L (速 度) | 31.6、100、316、1 000、3 160、10 000、31 600 mm/s(rms) | ||||
DISP (変 位) | 0.89、2.83、8.94、28.3、89.4、283、894 mm(EQp-p) | ||||
PV-57エ使用時、感度が1.00~9.99 mV/(m/s2)の場合 | |||||
A C C (加速度) | 1、3.16、10、31.6、100、316、1 000 m/s2(rms) | ||||
V E L (速 度) | 3.16、10、31.6、100、316、1 000、3 160 mm/s(rms) | ||||
DISP (変 位) | 0.089、0.283、0.894、2.83、8.94、28.3、89.4 mm(EQp-p) | ||||
感度が10.0~99.9 mV/(m/s2)の場合 | |||||
A C C (加速度) | 0.1、0.316、1、3.16、10、31.6、100 m/s2(rms) | ||||
V E L (速 度) | 0.316、1、3.16、10、31.6、100、316 mm/s(rms) | ||||
DISP (変 位) | 0.0089、0.0283、0.0894、0.283、0.894、2.83、8.94 mm(EQp-p) | ||||
測定範囲(PV-57エ使用時、ハイパスフィルタ 3 Hz、ローパスフィルタ 20 kHz) | |||||
A C C (加速度) | 0.02~141.4 m/s2(rms) 連続測定、1 Hz~5 kHz | ||||
瞬間最大加速度 | 700 m/s2 | ||||
V E L (速 度) | 0.2~141.4 mm/s(rms)159.15 Hz時 | ||||
DISP (変 位) | 0.02~40.0 mm(EQp-p)15.915 Hz時 | ||||
測定周波数範囲(電気特性) | |||||
A C C (加速度) | 1 Hz~20 kHz | ||||
V E L (速 度) | 3 Hz~3 kHz | ||||
DISP (変 位) | 3 Hz~500 Hz | ||||
加速度包絡線 | 1 kHz~20 kHz | ||||
フィルタ | |||||
前置フィルタ | |||||
ハイパスフィルタ | 1Hz(加速度のみ)、3 Hz、10 Hz、1 kHz (-10 %点) 遮断特性 -18 dB/oct | ||||
ローパスフィルタ | 1 kHz、5 kHz、20 kHz (-10 %点) 遮断特性 -18 dB/oct | ||||
加速度包絡線用フィルタ | |||||
ハイパスフィルタ | 1 kHz (-10 %点) 遮断特性 -18 dB/oct | ||||
自己雑音 | ハイパスフィルタ 3 Hz、ローパスフィルタ 20 kHz、最小レンジの時 | ||||
A C C (加速度) | 0.01 m/s2(rms)以下 | ||||
V E L (速 度) | 0.1 mm/s(rms)以下 | ||||
DISP (変 位) | 0.01 mm(EQp-p)以下 | ||||
A/D変換 | 24 bitΔΣ方式51.2 kHz | ||||
ダイナミックレンジ | 最大110 dB(加速度) | ||||
振動計モード | |||||
A C C (加速度) | m/s2 rms値、波形ピーク値、波高率 | ||||
V E L (速 度) | mm/s rms値 | ||||
DISP (変 位) | mm EQp-p | ||||
FFTモード | 時間波形、スペクトル、加速度包絡線処理 | ||||
分析点数 | 512、1 024、2 048、4 096、8 192(3 200ライン) | ||||
時間窓関数 | レクタンギュラ(矩形)、ハニング、フラットトップ | ||||
演 算 | リニア平均、最大値、指数平均、瞬時値 | ||||
分析周波数 | 100 Hz、200 Hz、500 Hz、1 kHz、2 kHz、5 kHz、10 kHz、20 kHz | ||||
表示 | |||||
スペクトル | トップ10リスト、グラフ表示(DCを除く) | ||||
ズーム | X軸:×1、×2、×4、×8、×16 | ||||
Y軸:2N、N = 0 ~10 (1~1 024倍) | |||||
スペクトルモードにおけるストアデータとの重ね合わせ表示 | |||||
時間波形 | グラフ表示 | ||||
ズーム | X軸:×1、×2、×4、×8、×16、×32 | ||||
Y軸:2N、N = 0 ~14 (1~16 384倍) | |||||
トリガ | |||||
トリガソース | |||||
外部信号 | TTLレベルの立ち下がり信号で外部トリガ制御 | ||||
入力レベル |
時間波形が設定レベルを横切るとトリガが発生 設定レベルは片側振幅フルスケールの1/8ステップで設定可能 |
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スロープ | + / ― トリガ動作 | ||||
トリガ動作 | |||||
フリーラン | トリガに関係なく、常時演算 | ||||
リピート | トリガ発生ごとに演算を行なう | ||||
シングル | トリガが発生すると1回のみ演算 | ||||
タイマ | 開始時刻、ストア間隔、ストア個数によるデータ保存 | ||||
プリトリガ | フレーム時間の1/8以前のデータから演算を開始 | ||||
表示器 |
カラーTFT液晶、240ドット× 320ドット、バックライト付き 日本語表示、英語表示、時計表示 |
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警告表示 | LED(OVER時赤点灯) | ||||
メモリ | |||||
メモリ媒体 | SDカード(最大2 GB)※動作を保証する当社販売品をお使いください | ||||
ストアファイル |
測定値および設定条件を一組としたデータをメモリカードに保存 1 000データを1ストア名に保存。100ストア名まで保存可能 |
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設定条件メモリ |
本体内部に5個までの設定条件を保存 設定条件はメモリカードに保存可能 |
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WAVEファイル |
1ファイルに付き10秒記録可能(分析周波数20 kHz) FFT演算時の振動波形を記録 再分析はコンピュータ上で行なう。 |
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BMPファイル | 表示中の画面をBMPファイル形式で保存 | ||||
リコール機能 | 測定データをメモリカードから読み出し、画面上への表示を行なう。 | ||||
レジューム機能 | 各種設定を記憶し、電源再投入時は、前回電源OFFの設定で起動 | ||||
入出力 | |||||
トリガ入力端子 | 外部トリガ入力端子、超ミニジャックφ2.5 mm(CC-24使用) | ||||
USB端子(ミニB) | リムーバブルディスク機能 | ストレージデバイスクラスを利用して、本体に装着されたメモリカードをリムーバブルディスクとして接続 | |||
電源 | |||||
DC12 V(11~15 V) | ACアダプタ NC-99A、単3形乾電池×8(23 ℃、アルカリ乾電池、バックライトOFF) | ||||
電池寿命 | 約12時間 | ||||
消費電流 | 145 mA (通常動作時、バックライトOFF) | ||||
消費電力(1次側) | 約10 VA (NC-99A、AC100 Vにおいて) | ||||
使用温湿度範囲 | |||||
ピックアップ | ー20 ℃ ~ +70 ℃、90 %RH以下 | ||||
本体 | ー10 ℃ ~ +50 ℃、90 %RH以下(結露のないこと) | ||||
大きさ・重さ | 213(H)×105(W)×36(D)mm(プロテクトカバーなし)・約850 g(電池含む、プロテクトカバー付き、PV-57エ接続時) | ||||
付属品 | 圧電式加速度ピックアップ PV-57エ、カールコード、マグネットアタッチメント、単3形乾電池×8本、SDカード、プロテクトカバー、肩掛けバンド |
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振動分析計に関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- リオン株式会社
- 企業PR
- 当社は、音響学と物理学の民間研究所である財団法人小林理学研究所の研究成果の製品化を目的として、昭和19年、株式会社小林理研製作所の社名で設立され、わが国最初の音響機器用クリスタルエレメントおよびその応用製品の製造を開始しました。 さらに難聴者の福祉をはかるためにわが国初の補聴器を発売し、リオネットの名で親しまれることになり、国内では常に最大のシェアを維持するとともに、海外にも福祉の輪を広げています。 昭和35年には、理学の”リ”、音響の”オン”に由来する「リオン株式会社」に社名を改めました。 オージオメータに代表される耳鼻科関連 医用検査機器群、環境保全や産業分野で使用される騒音計・振動計などの音響・振動計測器群、半導体・薬品工業・精密工業などにおける清浄度管理に不可欠な微粒子計測器、震災を最小限におさえるための防災用・制御用地震計など地震計測システムなど福祉および環境問題を中心に製品分野を広げ、これらの製品群は国内はもちろん海外でも高い評価を得ています。 このように当社は、長い技術の蓄積とたゆまざる新技術への挑戦によって社会福祉の増進と安全な生活、技術革新に寄与することを誇りとして、その社会的使命の達成にまい進しています。
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