広い試料面積を持つ大型モデル
光、熱、雨風などの屋外環境を人工的に再現し、劣化の進行を観察する「耐候性試験」。中でも促進性の高いアイスーパーUVテスター®(SUV)は研究開発に、多く用いられています。
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光、熱、雨風などの屋外環境を人工的に再現し、劣化の進行を観察する「耐候性試験」。中でも促進性の高いアイスーパーUVテスター®(SUV)は研究開発に、多く用いられています。
屋外条件下での暴露に対する耐久性を耐候性(Weatherability)と言います。
その耐候性を調べる方法が耐候性試験です。
■耐候性試験機の種類
耐候性試験機には大きく分けて、カーボン方式 と ランプ方式 があります。
また、ランプ方式は光源の種類によって キセノンランプ、メタルハライドランプ、紫外線蛍光ランプの
3種類に分類することができます。
岩崎電気では、キセノンランプとメタルハライドランプを使用した耐候性試験機の製造・販売を
行っています。
1. 驚異的な促進力
促進倍率はウェザーメーターやフェードメーターの10倍以上。高照度紫外線の均一な照射により、
正確で、スピーディーな、耐候性評価が行えます。
■各種試験機の各波長エネルギー照度比
━ アイ スーパーUVテスター ━ SWOM(サンシャインウェザーメーター) ━ キセノン ━ 太陽光
━ 紫外線カーボンアーク ━ Q-UV
2. 自動UV照度制御
紫外線照度はタッチパネル上で設定し、あとは自動運転。
しかも、出力調整機構の採用によって、常に一定した照度で、優れた均一性を実現します。
3. 操作・監視が容易
タッチパネルから簡単に試験条件設定。トラブルシューティングをパネル内に搭載しているため、
スピーディーな対応が可能です。本体をLANに接続することで遠隔操作・監視も可能です(オプション)。
4. 環境負荷低減
光学フィルターは鉛(Pb)などの有害化学物質を含まない安全でクリーンなフィルターを採用しました。
長寿命化により廃棄物削減にも寄与します。
5. 多様な照射条件に対応
タッチパネル操作部にて、自由に試験条件が設定可能です。
■装置構成
■仕様
型式 | SUV-W262 | |
光源 | 水冷式10kWメタルハライドランプ | |
シャワー | 照射時、及び結露・休止前後にシャワー可能 | |
紫外線照度 | 150±8mW/㎠ (注1 | |
均斉度 | 90%以上 | |
温度制御 範囲 | 照射時(BPT) (注2 | 50~80%℃ RH(室温20℃の時) |
休止時(BPT) | 35~75℃ RH(室温20℃の時) | |
湿度制御 範囲 | 照射時 | 40~70% RH(BPT63℃の時) |
休止時 | 50~90% RH(BPT50℃の時) | |
有効照射面積 | 約160000㎟(200㎜×800㎜) | |
消費電力 | 21kW(三相3W, 200V, 50/60Hz) 入力電源:80A | |
外形寸法 | 幅1700㎜×奥行1200㎜×高さ1900㎜(突起物含まず) | |
重量 | 約1000㎏ | |
データ出力 | USBメモリ |
(注1 JIS規格対応の数値です(従来の照度計(UVP365-01)では100mW/㎠となります)
(注2 BPT=ブラックパネル温度計
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