これまで個人差による誤差が大きかったタッキネスの測定データを、定量的に評価することが可能に!
進入速度、加圧力、加圧時間、引き離し速度を制御したプローブでサンプルに押し付け、引き離す過程で粘着力を測定します。データはパソコンで処理可能です。ダブル温調(特許)により、予備加熱した試料に加熱プローブを接触させ、温度を一定に保ちながら加熱と加圧を行い、粘着力を計測できます。この技術で、金型との離形成やトナー定着ベルトの測定が可能で、最短10ミリ秒でタッキネスも計測できます。
Menu
進入速度、加圧力、加圧時間、引き離し速度を制御したプローブでサンプルに押し付け、引き離す過程で粘着力を測定します。データはパソコンで処理可能です。ダブル温調(特許)により、予備加熱した試料に加熱プローブを接触させ、温度を一定に保ちながら加熱と加圧を行い、粘着力を計測できます。この技術で、金型との離形成やトナー定着ベルトの測定が可能で、最短10ミリ秒でタッキネスも計測できます。
・4種類の加圧パターンと2種類の押付け方式
・粘着力の温度依存性を評価(オプション)
・サンプル温度の安定
・プローブ素材、形状を製作
・国内外の試験規格に準拠
・測定データのグラフ化と積分値評価
・短時間で多くの測定が可能
・測定環境を模擬
粘着力を評価するプローブタック法を用い材料表面の温度制御を行いながら
タッキネスを測定するタッキング試験機の測定原理を紹介いたします。
試料材をステージ上に設置し、上部よりプローブを指定された速度とコントロール方法(荷重制御及び侵入量制御)で試料粘着面へ接触させます。このときプローブの外周はプローブと一緒に試料へ接触したガイドで試料を固定します。設定された速度でプローブを試料から離脱させこのときプローブが粘着力により受ける抵抗を荷重値として、取得いたします。
測定方法 | 押付け/引上げ 2段階試験 | |
測定スピード | 引上げ | 0.001〜15mm/s |
押付 | 0.001〜5mm/s | |
駆動範囲 | X軸 | ±50mm(モータ駆動) |
Y軸 | ±50mm(モータ駆動) | |
Z軸 | 70mmMAX(モータ駆動) | |
ステージ加熱範囲 | 50mm(オプション) | |
ステージ温度範囲 | 加熱ステージ | RT〜250℃ ±3℃ |
冷却ユニット | -20℃〜RT | |
加熱・冷却ステージ | 5〜100℃ ±3℃ | |
プローブ加熱温度 | RT〜200℃ ±3℃(オプション) | |
押付け制御方式 | 荷重制御、押込み量制御、押込み後停止 | |
プローブ | 標準 φ5.0mm SUS製 (φ2.0mm、φ5.1mm、φ10.0mmオプション) | |
測定精度 | ±0.2%FS | |
センサ荷重 | 500g、1kg、2kg、5kg、10kg、20kg、 30kgFSより選択(加圧範囲0.5%〜80%FS) | |
オートゼロ機能 | 有り(測定毎に自動的にゼロ補正します。) | |
センサ校正機能 | 自動登録 | |
出力単位 | gf、N(mN)切替え表示 | |
押付け時間の設定 | OFF or 0.01〜3600s 0.01s単位設定 | |
サンプリング間隔 | 1、10、50、100、500、1000、 2000、4000、8000Hzより選択 | |
外部出力 | USB | |
入力電源 | AC 100-240V、±10% 50/60Hz | |
消費電力 | 300VA | |
外形寸法 | W485mm×D651mm×H725mm | |
重量 | 77kg(本体のみ) | |
安全機能 | オーバーロード 検知機能 | 測定中に測定レンジを超えた場合は 自動的に停止します。 |
プローブ降下時 破損防止機能 | 測定プローブがサンプルに接触した時、 即時停止します。 | |
過昇温防止機構 | 加熱温度が一定温度以上加熱された場合 加熱停止します。 |