加熱脱離質量分析計(フタル酸エステル類検査装置)の特長
1.迅速な検査:1検体の測定時間は最短10分以下!
気化した化合物をイオン化し、直接質量分析できるので、高速に測定できます。(分離カラム不要)
【原理図】
加熱によりサンプルから イオン化 プロトン付加(例) 質量分析
フタル酸エステル類を気化
2.約8時間で50個の連続自動測定を実現
正確でスムースなオートサンプラ(標準搭載)により、測定をスタートすると、最大50個の連続自動測定が
できます。測定中に、次の測定サンプルの準備やその他の業務を行えるため、業務効率が上がり、
測定者の負荷が軽減されます。
3.サンプリングから測定まで、迷いのない簡単操作!
適量にカットしたサンプルをサンプルパンに入れ、サンプルトレイへセットします。
あとは簡単なソフトウェアの操作で、オートサンプラによる自動測定が開始されます。
ソフトウェア画面上にサンプルトレイイメージが表示され、連続測定の進捗や
判定結果(PASS/FAIL)を一目で確認できます。
4.低ランニングコスト
キャリヤガスは窒素ガスを使用します。窒素ガス発生装置(国内向けオプション)の使用により、
必要なユーティリティは電源のみとなります。高価なヘリウムガスや液体窒素等の供給や管理の
手間を省き、ランニングコストも抑えます。
【仕様】
測定仕様 | 測定対象 |
フタル酸エステル類(DBP/DIBP,BBP、DEHP) 臭素系難燃剤(DBDE) |
サンプル量 | 0.2mg±0.04mg | |
試料形態 | 固体、粉体試料 | |
搭載サンプル数 | 最大50個(オートサンプラ部) | |
質量検出部 | イオン源 | 大気圧化学イオン化(APCI) |
質量分析部 | 四重極マスフィルター | |
測定モード |
スキャンモード SIMモード(最大20チャンネル) |
|
外形寸法と質量 | 本体 | 510mmW×615mmD×615mmH、約85kg |
ロータリーポンプ | 160mmW×490mmD×265mmH、約26kg |
加熱脱離質量分析計(フタル酸エステル類検査装置)に関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- 株式会社 日立ハイテクサイエンス
- 企業PR
- 分析・計測・観察装置の、開発、製造、販売。(2013年1月1日より、エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社から社名変更いたしました)
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