特長

• サイズモ式（※）の振動検出器ですので、測定のための基準点は不要です。

• 小型・軽量のため、測定対象に簡単に取り付けることが出来、取り扱いが簡単です。

• ダイナミックレンジが広く、微小加速度からの測定が可能です。

• 機械的強度が強く、大加速度の測定や衝撃加速度の測定に適しています。

• 一般に共振周波数が高く、測定周波数範囲が広いため、広帯域の周波数成分を含む波形もひずみ無く測定できます。

• アンプ内蔵型と比較し、より高温でご使用いただくことが出来ます。

※質量（M）、ばね定数（K）、粘性抵抗（C）からなる振動計のことです。

概略仕様

NP-2000シリーズ電荷出力型加速度検出器

NP-2000シリーズ　電荷出力型 加速度検出器 （表は横スクロールします）

	超小型・軽量	小型・軽量	小型・高温	小型・汎用	小型	汎用
構造	シェア型	シェア型	シェア型	シェア型	シェア型	シェア型
型名	NP-2106	NP-2110	NP-2710	NP-2910	NP-2810	NP-2120
外観
感度	0.035 pC/(m/s2) ±20%	0.16 pC/(m/s2) ±2dB	0.306 pC/(m/s2) ±10%	0.3 pC/(m/s2) ±2dB	1.2 pC/(m/s2) ±2dB	5 pC/(m/s2) ±2dB
静電容量	580 pF ±20 % （ケーブル含む）	3m 300 pF （ケーブル含む）	485 pF	500 pF±20 %	750 pF±20 %	3350 pF±20 %
共振周波数	60 kHz 以上	約 46 kHz	約 50 kHz	約 63 kHz	約 48 kHz	約 32 kHz
周波数範囲＊2	fc～1 kHz ±5 % fc～6 kHz ±10 % fc～20 kHz ±3 dB	fc～10 kHz ±0.5 dB fc～20 kHz ±3 dB	fc～10 kHz ±5 % fc～20 kHz ±3 dB	fc～10 kHz ±0.5 dB fc～20 kHz ±3 dB	fc～6 kHz ±0.5 dB fc～15 kHz ±3 dB	fc～5 kHz ±0.5 dB fc～12 kHz ±3 dB
最大使用加速度	100,000 m/s2	10,000 m/s2	22,600 m/s2	50,000 m/s2	20,000 m/s2	8000 m/s2
耐衝撃性	100,000 m/s2	100,000 m/s2	98,100 m/s2	100,000 m/s2	30,000 m/s2	16,000 m/s2
使用温度範囲	−50～＋160 ℃	−20～＋160 ℃	−71～＋260 ℃	−20～＋160 ℃	−20～＋160 ℃	−20～＋140 ℃
絶縁抵抗	10,000 MΩ以上 (50V DC )	10,000 MΩ以上	1000 GΩ以上	10,000 MΩ以上	10,000 MΩ以上	10,000 MΩ以上
質量＊3	0.2 g＊3	0.6 g＊3	2 g	2 g	12 g	25 g
接地/絶縁	ケース接地	ケース接地	ケース接地	ケース接地	ケース接地	ケース接地
ケース材質	チタン	チタン	チタン	チタン	SUS303	SUS303
外形寸法	φ3.5 X 2.5 H	φ6.5 X 3.7 H	7.9 Hex X 8.4 H	7 Hex X 10 H	12 Hex X 16 H	14 Hex X 23.5 H
コネクタ	ケーブル: 直出し 3 ｍ 径 φ0.8 mm コネクタ: 10-32同軸 (ミニチュア)	ケーブル: 直出し 3 ｍ 径 φ1 mm コネクタ: 10-32同軸 (ミニチュア)	5-44同軸 横出し	M3同軸 (マイクロコネクタ) 横出し	10-32同軸 (ミニチュア) 上出し	10-32同軸 (ミニチュア) 横出し
ケーブル	-	-	NP-0160シリーズ	NP-0150シリーズ	NP-0120/0130 シリーズ	NP-0120/0130 シリーズ
取付ネジ	接着	接着	M3オネジ	接着	M5オネジ	M5メネジ
付属品	取り外し工具 取扱説明書 出荷特性表	取扱説明書 出荷特性表	NP-0162 (3mケーブル) 取扱説明書 出荷特性表	NP-0152A (3mケーブル) 取扱説明書 出荷特性表	NP-031 (マウントベース） 取扱説明書 出荷特性表	M5 x 0.8 L=8 止めネジ 取扱説明書 出荷特性表
外形寸法図
価格	¥ 110,000 (税抜き）	¥ 100,000 （税抜き）	¥ 95,000 （税抜き）	¥ 70,000 （税抜き）	¥ 53,000 （税抜き）	¥ 54,000 （税抜き）

＊1：センサ感度は個々にバラつき （個体差）があります。表記値は出荷規準であり測定精度ではありません。それぞれの感度値に従って校正を行うことにより、どのセンサも同じ条件、精度で測定ができます。

＊2：fcは、チャージアンプとの時定数によって決まる値です（例：CH-1200Aで使用する場合、fcは 1 Hz(±0.5 dB範囲）となります）。

＊3：ケーブル含みません。

＊4：コネクタ部、ケーブル含みません。

※ NP-2000シリーズの検出器ノイズはCH-1200Aなどのチャージアンプ「入力換算ノイズレベル」になります。

● 記載事項は変更になる場合がございます。
● 価格情報は皆様の便宜のために参考用として記載された日本国内価格です。