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ものづくり豆知識/印刷物の画質評価(ISO13660など)
2021年12月02日

ものづくり豆知識/印刷物の画質評価(ISO13660など)
ものづくり豆知識/印刷物の画質評価(ISO13660など)

ものづくり豆知識
印刷物の画質評価 

 

 
 
画質の良い印刷物が欲しい!
 
みなさんは、そういう時、どういう点をチェックすれば良いかご存知でしょうか?
コントラスト? 解像度?
 
印刷物に関係するコピー機、プリンター、インク、用紙などの業界では、
例えば白黒の印刷物の場合、規格は国際基準 ISO13660 により規定されています。
 
ここではそれらの評価手法を通して印刷物の画質評価についてご紹介します。
 

◆◆◆ 代表的な印刷物の画質評価規格 ◆◆◆

ISO13660『2色刷りのテキストと画像イメージ』

 
● テキスト・ライン属性(Character and Line)8項目
 
 1. ぼやけ度( Blurriness )
 2. がたつき度(Raggedness)
 3. 線幅(Line width)
 4. 文字の濃さ(Darkness, character)
 5. コントラスト(Contrast)
 6. 充満度(Fill)
 7. 文字領域・サテライト(Extraneous marks,character field)
 8. 文字領域・バックグラウンドかぶり(Background haze,character field)
 
例:文字の画質(サンプルAと、サンプルBの数値比較)
 
 
● エリアの属性(Large Area) 6項目
 
 1. 面画像の濃さ(Darkness, large area)
 2. バックグラウンドかぶり(Background Haze)
 3. 粒状度(Graininess)
 4. モトル(まだら)(Mottle)
 5. サテライト(Extraneous marks,background)
 6. 空孔/白点(Voids)
 
例:粒状度とまだら(モトル)(サンプルAと、サンプルBの数値比較)
 
 
◆◆◆ ISO13660 以外の画質評価手法 ◆◆◆
 
● ドット評価(サンプルAと、サンプルBの数値比較)
 
 
 
 
◆◆◆ Web展からの関連商品のご紹介 ◆◆◆
 
 
QEA社の画質評価システムは、いずれも
国際的な画質評価規格 ISO-13660等に基づいており、測定値はすべて校正されています。
 

● QEA社 ハンディ型画質解析装置 ( PIAS-II )

ハンディタイプのスキャナーで、印刷物をいつでも、どこでも、簡単に撮影し、ソフトウェアで高度な画質評価ができます!

PIAS II ご紹介資料

 

 

● QEA社 自動画質評価システム ( IAS-2000DP )

印刷物全体を一気にスキャンし、ソフトウェア上で評価エリアを指定し、様々な手法で評価することができます!

IAS-2000DPご紹介資料

 

 


● 画像評価概要説明 

 

 

画像評価概要説明

 

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