エンジン、トランスミッション、オートバイ、大型タイヤ、小型船舶などの慣性特性を、一回のセッティングだけで高速に測定します。
レゾニック方式による中級モデル
- 製品名
- Resonic Sによる「慣性特性測定」受託サービス(対象:30~700kg以上)【機器販売有】
- 型番
- RESONIC 700S / 100S - 特注対応可
- 価格
- お問合せ下さい
- 発売日
- 発売中
Menu
レゾニック方式による中級モデル
- RESONIC S -
写真:RESONIC S
◆ 特徴
再配置不要のレゾニック方式
Resonic S シリーズはResonic Fと同様、レゾニック方式による慣性特性計測装置で、一度の測定物のセッティングだけで慣性特性(質量特性、剛体特性)を測定できます。
プラットフォームの支持構造
Resonic S とResonic Fはプラットフォームの支持構造に違いがあります。
下記表にその違いを示します。
Resonic F | 装置側面に取り付けられた複数のバネと、装置内部の二つの空気ベアリングにより、5自由度の滑らかな運動が可能な計測プラットフォーム |
Resonic S | 測定物を固定するプラットフォームが、土台となるサポートフレームから吊り下げられた複数のバネによって支持される懸架方式 |
写真:RESONIC S
Resonic Fとの違い
・RESONIC FとRESONIC Sは計測手法が異なり、Fが 5自由度の振動を測定するのに対し、S は6自由度の振動を測定します。精度は Fの方が高くなります。
・RESONIC Sは 最上位モデルRESONIC Fよりも低価格なモデルとなりますが、Fよりも少し精度が低くなりますので、Fまでの高い精度が不要な場合の低価格モデルの選択肢としてご確認下さい。 精度の違いの詳細については本ページ末の仕様表でご確認いただけます。
・RESONIC S、F、共に 350S、6000Fなどの、お客様が想定する測定対象物の重量に応じた特注対応が可能です。
・受託計測は使用機種によるグレードは無く、RESONIC F のみによって行われます。
◆ 主な測定手順
動画:Resonic S での測定の様子
以下の説明の実際の様子は上記「動画:Resonic S での測定の様子」でご覧いただけます。
(1) 測定物をResonic Sのプラットフォームに固定します。
(2) プラットフォームに手で自然な軽い衝撃を与え自由振動させます。
(3) Resonic Sはその振動データをResonicソフトウェアに転送します。
(4) 同様の作業を6~10回繰り返すことで、Resonicソフトウェアが自動的に慣性特性値を導き出します。
通常、測定作業は数時間で終了します。
◆ 仕様表
【 性能仕様 】
※他のシリーズの詳細についてはこちらからご確認ください
⇒ Resonic F シリーズ ⇒ Resonic K シリーズ
【 本体外観等 】