炭素繊維強化プラスチック【Carbon-Fiber Reinforced　Plastic】 高い強度と軽さを併せ持つ材料。自動車、航空機などで使用されている。

セルロースナノファイバー。原料は紙パルプから取れるセルロース。プラスチックに混ぜて使用すると、軽くて強いプラスチックができあがり家電製品や自動車のボディなどの利用が考えられている。強度が鋼鉄の５倍、重さは５分の１。

[Copper Clad laminate]銅張積層板：銅箔をガラス布を基材とし絶縁樹脂を含浸させたものに貼り合わせて積層したもの。含浸させる樹脂はポリイミド，フェノール，エポキシ，ポリエステル，液晶ポリマ。

[Carbon Fiber Reinforced Plastics]炭素繊維と樹脂の複合材料。炭素繊維強化プラスチック。特徴：鉄やアルミ等の金属材料よりも低密度でありながら、力学特性に優れ、比強度が高く、軽くて強い材料。車のボディやパーツを軽量化する為にも使用されている。軽さ：比重が1.8前後で鉄の7.8に比べて約1/4、アルミの2.7あるいはガラス繊維の2.5より軽い。強度：比強度が鉄の約10倍（引張強度を比重で割った値）、比弾性率が鉄の約7倍（引張弾性率を比重で割った値）

[Cycloolefin polymers ]シクロオレフィンポリマー: 透明な熱可塑性プラスチック。光学レンズ、光学部品、医療用樹脂として活用されている。分野：自動車（車載カメラ等）、ナノインプリント

[Compression Ignition]：圧縮着火

【Camera Monitor System】カメラモニターシステムは、自動車の室内ミラー、ドアミラーに代わり、室内ディスプレイに車体に設置した小型カメラによる側方・後方の映像をリアルタイムに表示させるシステム。 　ドライバーの視認性の向上、従来のミラーではカバーできなかった死角領域の表示や、ドアミラーを小型カメラに置き換えることによる車体空気抵抗の低減、デザイン性の向上など、従来のミラーを超える機能、性能を実現する事が可能となる。 　国内におけるCMSの製品化は2016年6月17日　道路運送車両の保安基準等の一部改正により可能となった。 　なおCMSの製品化のためには、国際基準UN-R46を満たす事、国際標準機構ISO16505などの試験、検査を通過する事などが必要となる。

Computer Aided Engineering （コンピュータ支援工学）の略。設計時などの工学計算を、工学計算に特化したコンピュータソフトウェアなどで解析やシミュレーションを実行する事。代表的なCAEソフトの種類に、応力解析、伝熱解析、振動解析などの実行が可能な有限要素法(FEM)解析ソフトや、力学解析の実行が可能な機構解析ソフトなどがある。ちなみにCAEソフトは3次元形状モデルをベースにする事が多いが、形状作成機能自体は3D CADの機能と同じであり、形状作成は3D CADソフトで行い、それをCAEソフトに取り込んで解析するというような使われ方も多い。このようにCAEソフトと3D CADの関係は非常に強く、ソフト間の3次元モデルの受け渡し作業が不要な3D CADとCAEソフトが一体化した3D CAD/CAE ソフトウェアも多い。　

Computer Aided Design（英）（コンピュータ支援設計）の略。従来のドラフター（製図台）などを使った手書きでの設計・製図作業の道具の部分をコンピュータに置き換えた設計・製図作業。CADで利用するソフトウェアを CADソフトウェアと呼ぶ。従来の手書きによる設計・製図は主に三角法などによる2次元投影図などを使って、頭の中で物体形状を立体化しながらのものであった。一方CADではその方法に加えて、3D CAD（3次元CAD）と呼ばれる物を使えばコンピュータの仮想空間内で物体を3次元形状としてそのまま作成、確認しながら設計・製図作業できる。またCADソフトは、用途に応じて操作性を最適化した機械用CAD、建築用CAD、電気用CADなど細かなニーズに対応した様々なCADが用意されている。

[Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage]温暖化対策として注目されている技術：CO2の回収・利用・貯留