X線式自動巻きズレ検査装置の特長
X線式自動巻きズレ検査装置 BIS-100 |
X線式自動巻きズレ検査装置 (BIS-100) の特長
電池内部の正極と負極のズレ量が適切な範囲から外れるとリークなどの故障原因となります。特にリチウムイオン電池では故障が発火などの重大事故の原因と成り得るので全数X線検査する事が一般的です。しかし、金属ケースの外からX線で撮像した極板画像はコントラストが鮮明とは言えず自動検査は簡単では有りませ ん。その為に目視検査を行っているケースも多く有ります。
BIS100では正極と負極の輪郭特徴を周辺の輝度情報を含めた「らしさ」として評価する事により自動検査を実現しました。極板全てを個別認識してズレ量を測定するという信頼性の高い方式です。既に多くの装置が実際に自動検査の為に使用されていま す。X線撮像時の輝度ムラが大きい丸型電池でも自動検査が可能です。さらにオプションでリード形状の自動検査を行う事も可能です。
自動判定項目
負極から基準位置 | 変化値許容幅 |
正極から基準位置 | 負極最大値、正極最大値 |
負極から正極位置 | 極板高低差許容幅 |
ピッチ幅 | 負極最大値、正極最大値 |
外周から初極板までの許容幅 |
検査フロー
負極・正極最大上部検出 ⇒ 負極X座標位置検出 ⇒ 負極X座標整理処理 ⇒ 負極Y座標詳細検出 ⇒ 正極Y座標詳細検出
【測定画面(元画像)】 | 【測定結果画面】 |
お見積り・ご質問等、お気軽にお問合せ下さい。 |
X線式自動巻きズレ検査装置の資料ダウンロード
X線式自動巻きズレ検査装置に関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- ソフトワークス株式会社
- 企業PR
- 現在のシステムをさらなるニーズで進化させます。 私達ソフトワークスは、テーマ=条件に対し、解決法=画像処理ソフト開発を考えます。照明などの光学系や機械系の検討から初め、機械系とのインターフェイス、技術系コンサルタントから具体的な画像処理ソフトの開発までを手がけます。 ■開発事例/ ワイヤボンディングの外観自動検査、半導体インマーク自動認識装置、X線によるLiイオン電池内部自動検査装置、半導パターンの欠陥検査装置、半導体ウェハのエッジ外観検査装置、液晶パターンの欠陥検査装置
【菊水電子工業】新製品:双方向大容量直流電源 PXBシリーズが2023年4月7日より販売開始されました!
中塗り、電着からトップコートまでオレンジピールを管理 【BYK】ウェーブ・スキャン
注目の動画
動画でわかる! お悩み「ズバッ」と解決シリーズ(テクシオ・テクノロジー編)
計測業界の皆様必見!身近な悩みを解決できる動画を多数ご用意いたしました。問題解決のご参考にぜひご活用ください。
トピックス
- 2023/08/08
- TEST2023 第17回総合試験機器展 2023年9月13日(水)~9月15日(金)
- 2023/08/04
- 夏季休業のお知らせ
- 2023/05/09
- 第6回ものづくりAI/IoT展 2023年6月21日(水)~23日(金)
- 2023/04/18
- ゴールデンウィーク休業のお知らせ
業界ニュースや登録メーカー各社の最新の情報をお届けいたします。