アピアランスアナライザー Rhopoint (ローポイント)の特長
「IQ-S」と「IQ」の主な特長
・5種類の外観品質特性と正反射プロファイルを同時に測定することが可能
Rhopoint(ローポイント)IQシリーズは、鏡面反射(正反射)方向に反射する光をフォトダイオードアレイを使用し、受光します。各測定項目毎に反射ピークに対して、それぞれ既定の角度の受光量を読み取り測定値演算を行います。
光沢度 Gloss (20°/60°/85° 3角度)、反射ヘイズ Reflection Haze、像鮮明度(写像性)DOI、像鮮明度(写像性)指数 RIQ、正反射ピーク値 Rspec、正反射プロファイルを同時に測定することが可能です。
・サンプルの傾きや浮きによる誤差を自動補正
・小型・軽量で携帯性に優れ操作が簡単
・IQ-S は10GU以下低光沢で、繰返し精度0.1GU、器差0.2GUの高精度で測定を実現
「IQ Flex20」の主な特長
・小測定径プローブタイプで小物部品や曲面の測定が可能
・専用アダプターの装着で、より小さな面の測定が可能 (光沢度 Gloss 20° 1角度)
小測定アダプター(別売付属品)
外観品質特性と正反射プロファイル
・光沢度 Gloss
光沢とは、物体表面の正反射光の強さを表しています。Rhopoint IQ-S 20/60/85°は、従来型の光沢計と同様20°、60°、85°で測定しています。測定角20°ではフォトダイオードアレイを使用して、光沢測定以外のアピアランス測定も可能にしています。
・反射ヘイズ Reflection Haze
高光沢試料表面の曇り度合(曇り価)を評価します。金属光沢仕上げ、自動車塗装の高光沢仕上げやその他高光沢非金属面などの評価に有効で、光沢度では表現できない表面状態の曇り価を捉えることができます。
・像鮮明度(写像性)DOI
像鮮明度(写像性)は、試料表面で反射して見える物体の像がどの程度鮮明に歪みなく見えるかの度合です。自動車の外装色表面・金属などの仕上がり具合などの評価に有効で、反射ヘイズに比べ、より狭い受光角度で評価します。光沢度および反射ヘイズでは表現できない、反射像のより高い鮮明度を捉えることができます。 |
・像鮮明度(写像性)指数 RIQ
像鮮明度(写像性)指数は、DOIに対して、より目視感への相関を高めた独自の評価指数です。DOIでは表現できない、目視相関性の高い鮮明度を捉えることができます。
・正反射ピーク値 Rspec
通常の光沢測定に比べ、非常に狭い範囲の値の光沢値を測定しています。光沢度では検知しにくい表面状態の変化を局所的に捉えることができます。 |
・正反射プロファイル
正反射プロファイルは、受光角20°に対して、近傍で測定された反射光強度の角度分布です。受光角20°にフォトダイオードアレイを配置することで、正反射光のプロファイル測定を実現しています。 |
資料請求、お見積り等、お気軽にお問合せ下さい。 |
アピアランスアナライザー Rhopoint (ローポイント)に関するお問合せ
出展企業情報
- 企業名
- コニカミノルタジャパン株式会社
- 企業PR
- コニカミノルタは、長年に渡る光学技術を駆使し、安心と信頼と共に「色と光」を数値化する計測機器をご提供しております。 様々な業界で自動化や効率化による生産性・品質の向上が現場で求められている昨今、数値管理という側面から付加価値の高い製品とソリューションの提案をお約束いたします。
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