ロックインアンプの概念を超えたロックインアンプ
ロックインアンプは、ノイズの中に埋もれた非常に小さな信号を取り出すことができ、多くの分野で使われています。Zurich Instrumentsのロックインアンプは、基本性能が高いだけでなく、従来のロックインアンプの概念を超えた様々な機能を持ち、研究の幅を大きく広げます。複雑になってしまうセットアップを一台にまとめ、従来のロックインアンプでは出来なかった信号の測定やコントロールを行うことが出来ます。
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ロックインアンプは、ノイズの中に埋もれた非常に小さな信号を取り出すことができ、多くの分野で使われています。Zurich Instrumentsのロックインアンプは、基本性能が高いだけでなく、従来のロックインアンプの概念を超えた様々な機能を持ち、研究の幅を大きく広げます。複雑になってしまうセットアップを一台にまとめ、従来のロックインアンプでは出来なかった信号の測定やコントロールを行うことが出来ます。
測定器の設定を直感的に理解できるよう、全ての復調器は、ブロック図の形式にグラフィック表示できます。また、オーバービュータブでは、すべての復調器、信号入力および信号出力を1つのパネルに表示、コントロールすることができます。
従来のロックインアンプでは、測定信号の測定が困難な特に、オシロスコープやFFTアナライザといった装置を持って来て、信号を確認することが多々ありました。MFLIでは、FFT機能付きのオシロスコープ機能を搭載しており、波形の確認や解析を行うことが出来ます。
プロッタとソフトウェアトリガは、時間領域における測定データやモデルパラメータを解析するためのツールです。プロッタは、複数のデータを連続的にグラフ表示することができます。従来の7セグディスプレイでは見逃していた、微少な変化や急な変化についても、明確なグラフで発見することが可能になります。また、ソフトウェアトリガで、内部および外部のさまざまなトリガー条件に基づいて個々のショットをキャプチャすることもできます。
スイーパーは、従来のロックインアンプのイメージである、単一周波数の測定という概念を大きく拡張し、周波数、テスト信号振幅、バイアス電圧などのパラメータを、リニアまたは対数でスキャンすることにより、測定を自動化できるツールです。 スキャン可能なパラメータは多岐にわたり、結果のグラフ表示、保存まで自動化できます。
数値データツールを使うと、すべての測定値とモデルパラメータをユーザーが自由な配置で同時に表示することができます。