大型ループアンテナ 9KHz–30MHz の特長
製品概要
TBLLA-2M は、CISPR 16 -1-4 および CISPR 15 / EN 55015 で要求されている 3 つの直交ループを備えた大型ループアンテナ (LLA) です。
LLA は、照明器具から放出される磁場によって誘導される電流を測定するために使用されます。EN 55015 のセクション 4.4 では、テスト設定と測定手順が指定されています。
TBLLA-2M は、3 つの直交平面 (X/Y/Z) 上の 3 つの垂直 2 メートル直径ループアンテナで構成され、合計高さ 2.5 メートルの軽量中空 WPC フレーム上に設置されています。ループの最低点は地面から 0.5 メートル上にあります。各ループ要素は、収容平面に対して垂直な磁場放射を受信し、ループに接続された RF トランスデューサーの出力ポートで H フィールド放射の強度に比例した電圧信号を生成します。
TBLLA-2M には、50Ω 負荷時の 9 kHz ~ 30 MHz で 0 dBΩ (1V/A) のフラットな転送インピーダンスを備えた、TekBox TBCCP1-2K70 同軸 RF 電流モニタリング プローブ (トランスデューサー) が 3 つ装備されています。キットには、必要なすべての同軸ケーブル、フェライト クランプ、ループを選択するための手動 RF 同軸スイッチ、プラスチック製 DUT サポート プレート付きの TBTP3 三脚が含まれています。
サポート構造付きの校正ダイポールは、オプションのアクセサリとして利用できます。
仕様
● タイプ: 大型ループアンテナ (トリプルループ)
● 周波数範囲: 9 kHz~30 MHz
● 規格: CISPR 16-1-4、CISPR 15
● ループ: 直径 2m の 3 つの垂直ループ
● ループ構造: PEX チューブ内にオーバーモールドされたスリットを備えた RG223U セクション
● RF トランスデューサの伝達インピーダンス: 通常 0 dBΩ; 1V/A @ 9kHz ~ 30 MHz
● RF トランスデューサ出力コネクタ: N メス、50 Ω
● アンテナ検証係数: CISPR 16-1-4 で規定されている 2m 直径 LLA の理論検証係数と比較して ±2 dB 以内
● 有効アンテナ補正係数: 0 dB
● フェライト吸収体の CM 抵抗: > 200 Ω @ 10 MHz
● 機械寸法: L x W x H: 2062 mm x 2062 mm x 2547 mm (81.2 インチ x 81.2 インチ x 100 インチ)
● 重量: 25 kg (55.12 ポンド)
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出展企業情報
- 企業名
- ウェーブクレスト株式会社
- 企業PR
- ユニークでハイパフォーマンスな各種測定器や電波暗室&EMC試験のためのソリューションを世界中から日本のマーケットに提供します。電磁界測定・EMC試験・汎用計測におけるユニークで新しいソリューションを提供する企業として、ウェーブクレスト株式会社は活動しています。高度化する電子・通信環境はその製品の性能ばかりでなく社会全体の安全性をも左右する社会インフラとして、高い安全性、信頼性が求められています。従来の試験方法や機器にとらわれずマーケットが必要とする新しい製品やソリューションを提供していきたいと考えます。 【沿革】 2017年 モータ&コイル&トランスなどのインパルス巻線試験機IWTシリーズに2つの新機種を追加しました。超低インダクタンス・コイル測定用IWT-1000L(0.1μH~50mH)と高電圧10KV対応のIWT-10KVです。IoT、ロボット、電気自動車、グリーンエネルギーなど飛躍的に増大するモータ、コイル、トランスなどの巻線製品試験に対応します。
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