フランコニア社の紹介

ドイツ、FRANKONIA社は電波暗室を主要製品として、EMC関連の試験環境、試験装置の製造・販売会社として 1987年に設立されました。現在では、ヨーロッパ最大の電波暗室メーカ として、ベンツ、ＢＭＷなど大手自動車メーカや電子電気、通信関連メーカ、EMC認証試験サイトなどへ数多くの納入実績を持っています。 また、エミッション＆イミュニティ試験装置を始め、測定用アンテナ、広帯域パワーアンプシステムなどEMC関連の試験装置を幅広く提供し、世界中のEMCおよび通信アプリケーションで高い品質と信頼性で知られております。 FRANKONIA社の開発・製造チームはISO9001をベースにトータルな品質管理を行い、CE規格などの安全規格に適合しております。洗練されたRFテクノロジーでお客様の問題を解決し、コストパフォーマンスの高い試験環境を提供し、お客様からの高い要求、信頼に応えるパートナーとなるよう今後も努めてまいります。

【概要】

ヨーロッパで最大の電波暗室メーカーのGTEM-Cellです。特に自動車用途では、ベンツ社、BMW社、ワーゲン社などの電波暗室を手がけておりますが、測定機/アンプ、イミニュティ用システム、アンテナ、TEM セル、コムゼェネレーターなども提供しております。

GTEMセルを利用した場合の最大のメリットは、高周波帯域において特に高価なアンテナ&暗室を必要としないことが考えられます。また、必要な電力が小さくなるためパワーアンプも小さくなります。

GTEM-セルは、周波数上限界をGHz適用範囲まで広げるTEM導波管です。放射性放出とイミュニティ測定のための低コスト代替測定設備です。横の電磁（TEM）導波管で、発表された標準IEC/EN 61000-4-20放射とテスト・イミュニティです。電波暗室またはOATS（開いた領域試験サイト）のEMCテストのような他の測定法と比較して、GTEM-セルは、18GHzの周波数適用範囲まで、いくらかの重要な長所を小さいおよび媒体サイズのEUT（テストの下の機器）でテストします。EUTならびに多数のテスト偏差の速い転回は、ハンドルで簡単で、速いです。放射からテスト・イミュニティへの切替は、増幅器出力に入力されるレシーバーから、簡単な調整だけです。離れたテスト・ラボまたは天気に関連する長い待ち時間とOATS施設で発生する場合がある周囲遅延に関係ありません。設計認可、予め準拠、準拠またはプロダクション抜取り過程でいるかどうかにかかわらず、GTEMは正しい選択です。

【主な特徴】

☆エミッション、イミュニティ試験用の安定的な遮蔽環境
☆IEC / EN61000-4-20に適合
☆均一で計算しやすいフィールドを発生
☆効率的な電力変換により大型の電力増幅器が不要
☆全周波数帯域にわたって優れたVSWR － 反射電力の測定が不要

【仕様】

【放散されたイミュ二ティ・テストのための必要な前方の電力の計算】

P =（E x h）2/R×平坦度係数(2)×変調度
（80の%AMのための3.24）E=必要な電界強度;h =隔壁高さ,メートル

【例】

電界強度10V/m、GTEM 1000による80 %AM：
P= (10 x 1.0 m)2 /50 x 2 x 3.24 = 12.96 W

【GTEMの放射イミュニティテストシステムのセットアップ】