音響校正器 (SC-2500A / SC-2120A)

株式会社小野測器|最終更新日:2024/11/12

基本情報

音響校正器
  • 音響校正器

マイクロホンの校正には、決められた音圧を発生する音響校正器「ピストンホン」と「スピーカ型校正器」が用いられます

音圧レベルや騒音レベルを正しく測定するためには,測定の前後に 騒音計の指示値を確認する必要があります。 音響校正器は、サウンドレベルメータ(騒音計)が正確な値を 指示していることを点検および維持するために用います。

型番
SC-2500A / SC-2120A
価格
¥ 55,000(税抜き)より
発売日
発売中
お問い合わせはこちら

音響校正器の特長

 
SC-2500A


SC-2120A

音響校正器について  

音圧レベルや騒音レベルを正しく測定するためには,測定の前後に 騒音計の指示値を確認する必要があります。 音響校正器は、サウンドレベルメータ(騒音計)が正確な値を 指示していることを点検および維持するために用います。

音響校正器の方式には,スピーカ方式とピストンホンがあり、 発生する音圧レベルや周波数が異なります。 JIS C 1515,IEC 60942 の規格で定められおり、性能により、 クラス1,クラス2、などに分類されます。

音響校正器を正しく取り扱うためには、いくつかの注意点があります。

・同じ音響校正器でもマイクロホンの種類により校正音圧レベルが 異なるものがあります。校正する際には、必ず取扱説明書で校正 音圧レベルを確認する必要があります。また、気圧補正が必要な ものもあり、クラスの後に/C で表されています。(例 クラス1/Cなど)

・音圧レベルが、250Hzの音響校正器(SC-3120)を使用する場合は, サウンドレベルメータ(騒音計)の設定を周波数重み付け特性 C または Z にして校正する必要があります。 周波数重み付け特性 Aで校正すると、値が小さくなってしまいます。    

・クラス1のサウンドレベルメータやマイクロホンを使用され場合は、 クラス1の音響校正器を推奨しています。

また、音響校正器の性能を担保するために、定期的な校正が必要 となります。1年に一度の校正が、推奨されています。
JCSS校正をご希望の際には、依頼時に「JCSS校正」とご指定ください。

特長

SC-2500A

  • JIS C 1515:2020 クラス1 適合の校正器です。クラス1、および クラス2 のサウンドレベルメータ(騒音計)の校正に使用できます。
  • 静圧による音圧レベルの変動をコントロールし、使用環境が変化しても安定した音圧を発生します。
  • 音圧フィードバック制御方式の採用により、クラス1 であり、かつ低価格を実現しました。

SC-2120A

  • JIS C 1515:2004 クラス2 適合の校正器です。簡易的な動作チェック用としても使用できます。
  • ダイナミックスピーカ型を採用し、 低価格を実現しました。

仕様

SC-2500A / SC-2120A は、JCSS校正 が可能です

型式 SC-2500A SC-2120A
適合規格 JIS C 1515:2020 クラス 1
IEC 60942:2017 Class 1
ANSI S1.40-2006 (R2011) Class 1
JIS C 1515:2004 クラス 2
IEC 60942:2003 Class 2
方式 スピーカ方式 スピーカ方式
適合製品 1/2インチマイクロホン:MI-1235/1271/1281*1/1433
1/4インチマイクロホン:MI-1531*2
高機能騒音計:LA-7200/7500/7700
積分平均形騒音計: LA-1411/1441A/4441A
1/2インチマイクロホン: MI-1431/1432/1433
音圧レベル 公称音圧レベル : 114 dB
音圧レベルの偏差:±0.20 dB 以内*3
公称音圧レベル : 94 dB
音圧レベルの偏差:±0.5 dB 以内*3
全ひずみ 0.5 % 以下*3 0.5 % 以下
周波数 公称周波数 :1000 Hz
周波数の偏差 : ±0.1 % 以内*3
公称周波数 :1000 Hz
周波数の偏差 : ±1 % 以内*3
使用環境 周囲温度 : -10 ~ 50 °C(結露なきこと)
静圧   : 65 ~ 108 kPa
相対湿度 : 25 ~ 90 % ※ 39 °C 以上の露点を超える周囲温度、湿度を除く。
電源 単3形乾電池(LR6 または HR6)× 2 9 V 平形乾電池(6F22 または 6LR61)× 1
電池寿命 連続動作10時間以上 (基準環境にてLR6使用時) 連続20時間以上(6F22使用時)
外形寸法 (突起部除く) 84 (W) × 53 (H) × 76 (D) mm 52 (W) × 45 (H) × 130 (D) mm
質量 220 g(乾電池2本含む) 約 300 g(乾電池を含まず)
付属品 取扱説明書 (和文/英文/中文) × 1
単3形乾電池 (LR6) × 2
カプラ保護キャップ × 1
取扱説明書 × 1
9 V 平形乾電池 (6F22) × 1
価格 ¥ 98,000 (税込 ¥ 107,800 ) ¥ 55,000 (税込 ¥ 60,500 )

*1: 販売終了製品

*2: MI-3140 1/4インチプリアンプ付属の SC-0313 アダプタが必要です

*3: 印は、基準環境による(基準環境条件:周囲温度 23 °C、静圧 101.325 kPa、相対湿度 50 %)

音響校正器の動画

JIS C 1515 :2004 クラス1 適合の校正器です。クラス1、およびクラス2のサウンドレベルメータ(騒音計)の校正に使用できます。 静圧による音圧レベルの変動をコントロールし、使用環境が変化しても安定した音圧を発生します。 音圧フィードバック制御方式の採用により、クラス1であり、かつ低価格を実現しました。

音響校正器に関するお問合せ

製品やサービスに関するお問い合わせやご相談は、下記のフォームをご利用下さい。後日、ご要望に応じてご連絡を差し上げます。

※法人のお客様のみの対応となります。ご了承ください。

*印の項目は必須入力となります。必要事項にご記入の上、「送信」ボタンをクリックしてください。

お問い合わせ種別 *



企業・団体名 *
部署名
氏名 *
姓  名 
フリガナ *
セイ メイ
郵便番号 * Powered by ZIPSERVER
ご住所 *
都道府県
市区町村
以下住所
電話番号 *
FAX番号
メールアドレス *
お問い合わせ内容 *

出展企業情報

企業名
株式会社小野測器
企業PR
当社はセンシング、計測、制御、データ処理、精密機構の各技術と、それらを融合したトータル技術で、生産現場のニーズに応えるさまざまなソリューションを提供いたします。
facebookでシェアする
自動計測システムの定番 日本ナショナルインスツルメンツ(日本電計)の製品ラインナップ
開催中の展示会 電子計測機器展 試験機器展 自動車テクノロジー展 科学・分析機器展 二次電池テクノロジー展 EMC・ノイズ対策技術展 画像・センシング展 ソフトウェア展 太陽電池テクノロジー展 ディスプレイテクノロジー展 省エネ計測展

【新製品】マルチファンクションジェネレータ WF1983 / WF1984発売!!必要な波形を容易に出力。 テストの品質および効率向上に。

中塗り、電着からトップコートまでオレンジピールを管理 【BYK】ウェーブ・スキャン

SNS公式アカウント

YouTubeチャンネルqr 公式facebookページqr 公式Xqr

注目の動画

動画でわかる! お悩み「ズバッ」と解決シリーズ(テクシオ・テクノロジー編)

動画でわかる! お悩み「ズバッ」と解決シリーズ(テクシオ・テクノロジー編)
計測業界の皆様必見!身近な悩みを解決できる動画を多数ご用意いたしました。問題解決のご参考にぜひご活用ください。

トピックス

トピックス一覧を見る  RSS
計測展用語集はこちら
メルマガ購読設定

業界ニュースや登録メーカー各社の最新の情報をお届けいたします。

購読
出展をご希望のメーカー様へ