使いやすさを追求したGUIを搭載、迅速な信号解析で開発効率の最大化に貢献
ディスプレイを15.6インチのフルHDタッチスクリーンに刷新するとともに、使いやすさを追求したGUIにより開発効率の高速化を図りました。さらに、9.4ビットのENOB(有効ビット数)と、毎秒100万回という無類の波形更新速度により、微小な信号変化も確実に捕捉します。
Menu
ディスプレイを15.6インチのフルHDタッチスクリーンに刷新するとともに、使いやすさを追求したGUIにより開発効率の高速化を図りました。さらに、9.4ビットのENOB(有効ビット数)と、毎秒100万回という無類の波形更新速度により、微小な信号変化も確実に捕捉します。
R&S RTO6オシロスコープのGUIのメインメニューはコンパクトで、画面右下にあります。新たに採用された15.6インチTFTカラーディスプレイとの組み合わせにより、波形表示領域のごく一部しかメニューで隠れないため、ユーザは設定変更による波形の変化を直接視認できます。
ゾーン・トリガを使用すれば、時間領域と周波数領域の両方でイベントをグラフィカルに分離できます。最大8つのゾーン(赤枠)を定義し、それらを複数のチャネルまたは論理的に組み合わせて使用できます。ゾーンは、信号がゾーンと交差する、あるいは交差しない場合にトリガをかける機能です。これは、時間波形だけでなくスペクトラム波形の場合でも可能です。たとえば、DDRメモリのようなシステムにおけるリード/ライト・シーケンスを簡単に分離できます。
9.4 ENOBを誇る超低ノイズの信号入力部と、10 G サンプル/秒のA/D コンバータの組み合わせにより、ミドルクラスのスペクトラム・アナライザ並みのノイズフロアを誇ります。さらに、高分解能 (HD) モードとの組合せにより、最高16 ビットの電圧分解能を実現し微小信号の詳細解析も可能です。