日置電機株式会社 データロガー (LR8102)

評価ベンチやHILシステム組み込み用モジュール拡張型データロガー

高電圧バッテリーパックの評価に最適なデータロガー

製品名
データロガー
型番
LR8102
価格
400,000円~
発売日
2023/12/22
  • データロガー
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データロガーの特長

計測システムに選ばれるデータロガーであるために

効率的なエネルギー利用、eモビリティーの技術進歩の中で、計測システムも多くのことを求められます。 HIOKIのデータロガーは、高電圧システムの安全性確保、膨大な数の計測チャネルへの対応、上位システムとのデータ連携など、計測システムにとっての課題をアドバンテージに変えるソリューションを提供します。

モジュール型データロガーシステム:多機能性と高精度の融合

この画期的なデータロガーシステムは、マルチチャネル対応や高電圧対応を実現しつつ、パワーアナライザクラスの高精度を維持します。組み込みアプリケーションに最適で、省エネ製品の評価に欠かせない存在です。 このシステムは、高精度の電力と温度測定を統合し、温度、電力消費、電力変換効率に関する包括的なデータを提供します。


主要な特長
・高精度:高電圧、高電流、高電力測定において、パワーアナライザクラスの精度を誇る
・拡張性と多機能性:電圧と温度は最大3000チャネル、電力測定は120チャネルまで対応
・高速性:データ更新間隔は、わずか5 ms
・高精度電流センサー: 最大2000 Aまでの電流測定ができる。

PVインバーターの検査システムを高精度かつコンパクトに実現【PVインバーター生産ライン向け】

PVインバーターの中でもストリングインバーターは、エネルギーの効率的な運用のため、高電圧化と入力系統の増加が進んでいます。その生産ラインでは、高電圧への対応、測定点の増加に応じた拡張性、検査設備の省スペース化が求められます。これらの要求を満たすため、電力計測モジュール M7103が開発されました。

PVインバーター生産ラインに最適なモジュールタイプの電力計

モジュール電力計測モジュール M7103
対地間最大定格電圧DC 1000 V, AC 1000 V (CAT III)
DC 1500 V, AC 1000 V (CAT II)
計測レンジ電圧: 6 V ~ 1500 V (8レンジ)
電流: 40 mA ~ 2000 A (6 レンジ,センサーによる)
チャネル数3ch/台
サンプリング速度最速 5 ms
M7103 を使用する場合は、別売のAC電源モジュール M1100が必要です。

PVインバーター生産ライン向け
構成例、導入メリット、選定ガイドなどを詳しく説明しています。

高電圧バッテリーパックの各セル電圧と総電圧を安全に計測できる【バッテリー充放電試験】

バッテリーパックは、直列に接続された多数のバッテリーセルにより構成されています。セルの特性のばらつきがバッテリーパック全体の性能低下を招くため、セル単位で電圧や温度の挙動を把握することは、極めて重要です。 さらに充放電試験においては、総電圧と総電流を各セルの電圧や温度と同期して計測し、バッテリーパック全体の特性を包括的に評価することが求められます。 一方、電気自動車に搭載するバッテリーの高電圧化が進んでいます。バッテリーの電圧は400 Vから800 Vへ実用が進んでおり、このような高電圧バッテリーパックの充放電試験でバッテリーセルの電圧や温度を安全に測定するためには、計測器の対地間電圧とモジュール間電圧が重要になります。

バッテリーパックのスタックセル電圧測定、セル生産ラインでの充放電試験に最適なモジュール

        
モジュール電圧・温度モジュール M7100電圧・温度モジュール M7102
バッテリーパック600 V~1500 V向け600 V以下向け
対地間最大定格電圧DC 1500 V, AC 1000 V (CAT II)DC 600 V, AC 600 V (CAT II)
モジュール間最大定格電圧DC 1500 V, AC 1000 VDC 600 V, AC 600 V
最大チャネル数15ch/台30ch/台
サンプリング速度最速 5 ms最速 10 ms

LR8101 (基本機能モデル) とLR8102 (高機能モデル) の違い

共通の機能

・計測モジュールを最大10台接続

・SDカード、USBメモリーにデータ保存

・通信コマンドで制御、データ転送


LR8102 (高機能モデル) の機能

・UDPによるデータ出力

最速5 ms間隔で1サンプリングずつリアルタイムに測定データを出力します。 HILSのようなリアルタイム処理が求められる場合に利用できます。

・複数本体を同期して測定
オプションの光接続ケーブル L6101 (1 m)または光接続ケーブル L6102 (10 m) で同期測定ができます。 サンプリング同期したすべての本体の測定データは、プライマリー器のLAN2から出力できます。

・CANによるデータ出力
CAN (Controller Area Network) で測定値を出力できます。 バッテリーマネジメントシステム (BMS) のような車載デバイスの情報とのデータ統合に利用できます。


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出展企業情報

企業名
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