GRL USB Power Delivery (PD) Dual Role Power (DRP) & Data Loop Back Tester (GRL-V-DPWR)は、テストエンジニアがUSB Type-C®およびUSB Power Delivery (USB PD)ホストやデバイスの厳しいテストに対応できるよう設計されています。このソリューションのテストポートは100WのUSB-Cポート1基でローディングとソーシングをサポートし、長時間の連続テストを可能にする強力なサーマルエアフローも搭載しています。
テストエンジニアが好むソフトウェアの使用を容易にするオープンAPIインターフェース (C#、NI TestStand,、Pythonなど)を使って、試験は一つのセットアップでたったの数秒で実施することができます。幅広い環境チャンバー内で使いやすいデザインと高いパフォーマンスを実現するGRL-V-DPWRでは大量生産を可能にします。
特徴
- 以下の仕様に対応しています:
- USB PD 2.0 & PD 3.1 プログラマブル電源 (PPS) ネゴシエーション
- USB 2.0およびUSB 3.2データループバックテスト
- 最大100Wの電源ローディングおよび電源供給
- ポートあたり最大7.5WのVCONN電源負荷
- GRL Testerケーブル内のVBUS電圧センスラインによるIRドロップ補正機能
- Hardwareの対応:
- USB Type-CとType-Aの両方のポートに対応
- EMCAケーブルに使う必要がなく、最大100Wまでのネゴシエーションが可能なように3Aおよび5A機能を設定することでケーブルとしてV-TE-PWRを使用可能
- AC電源とバッテリー電源によるポータビリティ
- ケーブルのフリップテストを自動的に実施
- 外部 PC またはネットワークからのイーサネット制御
- 連続使用時のテスターの損傷を防ぐネジ式コネクターにより、テストケーブルをテストカードに簡単に固定可能
- レポート作成とデータ概要
- 全てのトレース、OCPイベント、設定可能な合否基準をホストPC上でリアルタイムに表示
- 試験実行手順とレポート
- 詳細なテスト実行結果をHTML、CSV、PDFレポート形式でエクスポート可能
- 全ての結果はデータベースに保存され、簡単にアクセス可能
- 使いやすいインターフェイス
- フロントパネルLED表示
- 直感的なグラフィカル・ユーザー・インターフェイス(GUI)
- オープンAPI(C#、NI Test Stand、Pythonなど)を通じて、お客様の既存ソフトウェアからハードウェアを制御できます