ディープラーニング製品特集「3分でわかるディープラーニングのお話」

ディープラーニング製品特集「3分でわかるディープラーニングのお話」

AI(人工知能)の活用とディープラーニング

現在、さまざまな産業分野で「AI(人工知能)」が注目を集めています。
自動運転やショッピングサイトでのユーザー購買履歴にもとづいたレコメンデーション商品の表示、医学、自動言語翻訳など、AI は幅広い分野で活用されていますが、これらのほとんどはディープラーニング技術を利用しています。
まだ10年はコンピュータが人間に勝てないといわれていた囲碁で、グーグルのアルファ碁が2016年にイ・セドル九段を、2017年に柯潔九段を破り、ディープラーニングが知的な成果を示しうる存在だという認識が広がりました。

※画像:NVIDIA社提供

ディープラーニングの技術

ディープラーニングは、人間の脳細胞の動きにヒントを得た「ニューラルネットワーク」をベースにした、機械学習の手法の1つです。
人間の脳は「ニューロン」と呼ばれる神経細胞同士のネットワークで複雑な脳神経回路を構成しています。
ニューラルネットワークは、脳神経回路の働きを模した学習アルゴリズムです。
ニューラルネットワークは「入力層」「中間層」「出力層」という3層から成り立ちます。
「中間層」部分を多層からなる構成にすることで、データの特徴をより深く学習することが可能です。
ニューラルネットワークの中間層を多層化したものが「ディープラーニング」です。
日本語では「深層学習」とも呼ばれます。

GPUとディープラーニング

現在のAIブームの要因は、GPUもあります。
ディープラーニングには高度なコンピュータの処理能力が不可欠です。
GPUは、もともとパソコンの画面表示などに利用するグラフィックス用のパーツですが、計算処理にも応用され、機械学習(特にディープラーニング)には欠かせません。
これまでCPUで行っていた並列計算処理にGPUを用いて、クラスターやクラウドと組み合わせることでこれまでは数週間を要したネットワークの学習時間を、数時間まで短縮することが可能になりました。
※図③を参照 「NVIDIA GPUと×86 CPUの性能差」

図① 上: DNN(Deep Neural Network,ディープニューラルネットワーク)のイメージ
ニューラル・ネットワーク(NN)のパターン認識をするように設計された、人間の脳神経回路をモデルとしたアルゴリズムを多層構造化したもの
下: ディープラーニングの開発環境(各種フレームワーク)
図② 膨大なビッグデータはディープラーニングにとって最適なデータ環境です。

ビジネスで活躍しだしたディープラーニング

ディープラーニングの導入は、先のことと考えている方が多いかもしれません。
昨今、大企業に限らず中小企業まで導入が進んでいます。
大手IT企業は、ディープラーニングに対する投資に力を入れています。
今後は、コールセンターや顧客の分析ツールなどにディープラーニングが活用されることで、サービスの低価格化や一般化が進み、使っていて当たり前の時代が来ることでしょう。

ディープラーニングの推奨ソフトウェア

ViDi SUITE
製造業向け視覚認識ディープラーニングソフトウェア

ディープラーニングベースの工業用画像分析に特化した初のソフトウェア。通常では不可能な検査や分類作業のプログラミングを可能とします。

ディープラーニングの推奨ハードウェア

エントリーモデル

DeepLearning Box
デスクサイド高速ディープラーニングマシン

日本初のDeepLearning専用ワークステーション。
史上最高にパワフルで、ディープ・ニューラル・ネットワークのトレーニングに最適なPascal世代のNVIDIA® GeForce®GTX 1080Tiを最大4枚まで搭載可能。

エントリーモデル

DeepLearning BOX® Pro
GPUディープラーニングワークステーション 上位モデル

最大メモリ容量は256GB、Dual10GB Ethernet でネットワーク性能を強化したNV-Dockerプレインストールモデル

ハイエンドモデル

NVIDIA® DGX-1™
DeepLearning専用スーパーコンピュータ

NVIDIA DGX-1は、「Tesla P100」を8枚搭載し、NVIDIAの次世代バス規格「NVLink」を採用し、170TFLOPS(半精度浮動小数点演算)という、従来のCPUサーバーの約250台分相当の性能を持つハイエンドモデル

ハイエンドモデル

NVIDIA® DGX Station™
Volta搭載 DeepLearningスーパーコンピュータ

NVIDIA®DGX Station™独自の水冷冷却システムにより、わずか35db以下という動作音レベルを実現したハイエンドモデル

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